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映画「ハゲタカ」 NHKドラマ待望の映画化 [映画ドラマ]

「何のために働くのか?」をテーマに、数々の受賞に輝いたNHKドラマがついに、待望の映画化。NHKディレクターの大友啓史監督、音楽:佐藤直紀(映画公式でmusic onにしてみましょう)

映画「ハゲタカ」公式サイト
http://www.hagetaka-movie.jp/
ドラマ「ハゲタカ」公式サイト
http://www.nhk.or.jp/hagetaka/

中国系巨大ファンド「赤いハゲタカ」こと劉一華(リュウ・イーファ)が、「アカマ自動車」(トヨタと日産を足して2で割ったような会社?)にTOB買収を仕掛ける。そこに企業買収の天才、鷲津政彦「ハゲタカ」が舞い戻ってくる。名門「アカマ」を巡り、「ハゲタカ」vs「赤いハゲタカ」の壮絶な買収戦争。映画の映像効果として、鷲津のシーンが青基調、劉のシーンが赤基調となっているのにも注目すると面白いでしょう。

主要な各役どころから、印象に残った主な台詞を。

劉「俺は、あんただ」(鷲津の「あんたは何者?」への切り返し) これ伏線?意外と深いかも
守山「誰かになるんだ!」 「何のために働くのか?」への一世代、派遣工としての答えか
古谷「アカマは日本です。日本国そのものです」 団塊世代の自動車産業への熱い想い 
鷲津「腐ったアメリカを買い叩く!(買い叩く、買い叩く!)」 ドラマからのファン歓喜の×3エコー

芝野「日本はまだ捨てたもんじゃない」 柴田恭兵さん、「おはよう日本」でもインタビューに応じてましたが、重みのある台詞を言える役者さん、すごいですね。また、「ハゲタカ」特番インタビューにも応じてましたが、柴田さんの実家の親父、魚屋さんだったんですね。

ドラマ再放送を何度もチェックしてしまうような、「ハゲタカフリーク」からすれば、鷲津の黒子役、中延さん(志賀廣太郎)が実は要チェックです。記者会見の後で、劉の緊急発表にどよめく会場で、中延さんが呆然とする姿あたりが案外印象に残ったりします。

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カルロス・クライバーのベト7(人見記念ライブ)、ドラマ「ハゲタカ」再放送 [映画ドラマ]

ゴールデンウィークの再放送が、意外と要チェックですね。

1.世紀の名演奏 5月3日(日)教育テレビ 午後3:00~

カルロス・クライバーが地上波に(再び)降臨!1986年5月18日、バイエルン国立管弦楽団との昭和女子大学人見記念講堂でのベートーヴェンの交響曲第7番のライブ

http://www.nhk.or.jp/etv50/detail2.html#1

2.ドラマ「ハゲタカ」が再放送(何度目の再放送か!)
5月4日(月)総合テレビ 午前9:00~

http://www.nhk.or.jp/hagetaka/

※「ハゲタカ」、6月にはついに映画化されますから、きっとその布石でしょう。

3.テレビ欄見てたら、日曜美術館「アングル 革命の裸婦」見逃してた。
再放送5/3日(日) 午後8:00~、これもチェックだ…。

http://www.nhk.or.jp/nichibi/
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「レッドクリフ PartⅡ」10万本の矢、東南の風、連環の計 [映画ドラマ]

「レッドクリフ PartⅡ」待望の初日、早速レイトショーで見てきました。

「レッドクリフ PartⅠ」の先日記事、明日(4/12)早くも地上波初登場!
http://toshiyuki-blog.blog.so-net.ne.jp/2008-11-02

PartⅠでは決戦前、いよいよ決戦完結します。序盤は謎の疫病との闘い、兵士も村人も傷つき、食料は不足。劉備軍は連合軍からの撤退。劉備軍と孫権軍との信頼の絆、男たちの結束が揺らいだかに見えます。

連合軍に残り初志を貫く孔明に対し、劉備軍に4万本の矢を持っていかれた連合軍の大都督である周瑜は、「10万本の矢」を3日間で調達するように求めます。天文に通ずる孔明は2日後の濃霧の天候を読み、かかしの空舟を曹操軍に20隻出陣させ、敵軍から見事に矢の雨を降らさせ、10万本の矢の調達に成功します。

一方の周瑜は、敵の荊州水軍の要である蔡瑁を謀殺する。周瑜と孔明は自らの首をかけた互いに約束を果たし、信頼の絆を深め合う。そして、80万対5万の両軍、いよいよ決戦の時を迎えます。

曹操軍、連合軍ともに火計を画策しますが、決戦の時の風向きは北西、曹操軍の風上です。「東南の風」が吹かない限り、連合軍の勝利はありえません。天候条件が決戦の命運を左右する中、天文に長けた孔明は丑の時には風向きが変わり、東南の風が必ず吹くと予言します。曹操軍の出撃のときを遅らせることができれば、連合軍に勝機が訪れると悟った、周瑜の妻、小喬はある決断を下します。一人で敵軍の本陣に向かうのです。

曹操と小喬とが出陣間際に茶を飲み交わす場面、これが実は最大の見どころだったりします。「傾国美人」という言葉がありますが、映画初主演のリン・チーリンは、まさに国を傾けてしまうほどの絶世の美人ですね。この小喬が命をかけた時間稼ぎが奏功し、ついに風向きが変わるときを迎え、待望の東南の風が吹き出すのです!

茶席の場面で、とどまることを知らない曹操の野望を揶揄してか、茶を理解するには「湯加減」が重要、というような台詞がありましたが、非常に重みがある言葉でしたね。そして、2,000隻の大水軍に一斉に火の矢が放たれるのです。水軍による戦いに不慣れな曹操軍は、船酔いを防ぐために船同士を繋げていた為、東南の強風に乗り、一気に火の手が広がっていきます。

「連環の計」により、紅蓮の炎に包まれる決戦のシーンは、一番の見どころといえます。信頼が潰えたかに見えた劉備軍も合流、実は味方をも欺いていたわけでしたが、奮闘します。趙雲将軍の棒高跳びならぬ「槍高跳び」?にも注目です。孔明が発案した新型の弓、連弩(れんど、矢が連発できる)により騎馬隊が軒並み倒されるシーンも見どころ。書き出すと、枚挙に暇がありません。

巨額の製作費用を投入した場面でしょうし、この映画の本命シーンであり、一大スペクタクルですね。大団円については、史実に忠実ではない?などあるでしょうが、ぜひご自身の目で確かめてください。

しかし、ジョン・ウー監督も多額の私財を投げ打って製作したこの世紀の大作、PartⅠの公開がリーマンショック以前だったからよかったですが、公開タイミングがもう少しでも遅ければ、完成には至ってなかったかもと思うと、映画冒頭での日本人ファンへの監督からの感謝メッセージには、万感の思いが詰まっていることでしょう。

公式サイト
http://redcliff.jp/
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映画「少年メリケンサック」 [映画ドラマ]

次の3つのうち、一つでも当てはまる方はぜひ「少年メリケンサック」を観にいくのをおススメします。

1.NHK大河ドラマ「篤姫」で、主演宮崎あおいさんのファンになった
2.映画「舞妓Haaaan!!!」やドラマ「流星の絆」などで脚本の宮藤官九郎さんのファンになった
3.映画「デトロイトメタルシティ」(DMC)が無茶苦茶つぼにはまった

「少年メリケンサック」公式サイト
http://www.meriken-movie.jp/

昨日2/14公開、レイトショーで観ました。以下、リーフレットより、あらあらで。

主人公は、バンド新人発掘の契約社員OLかんなを演ずる宮崎あおい。

偶然見つけた「少年メリケンサック」のライブ映像。
そこには凶悪な絶叫パフォーマンスのイケメンが!!
しかし契約交渉の場には、
なぜか酔い潰れた50歳すぎのオッサンが!!

「中年メリケンサックじゃないか!!」
映像はなんと25年前のものだったのだ…。
しかし「少年メリケンサック」の人気はネット上で大爆発!
全国ライブツアーが次々と決まっていく…

果たして、かんなと「少年メリケンサック」の命運は!????
全国ライブツアーは成功するのか???

すみません、上演中に何度か笑ってしまいました。歌詞「ニューヨークマラソン」には最後まで注目!これを見た後で、佐藤浩市さん主演の「誰も守ってくれない」を観られるのだろうか!?役者の幅がすごくありますね。

ちなみに、メタルバンドのギャグ漫画を昨年映画化した「デトロイトメタルシティ」はすでにDVD化されてます。見逃した方は、DVDレンタル(もしくは原作最新刊は7巻まで)でも楽しめますよ。

なお、予告編で見た「ハゲタカ」映画化(6/6公開)も気になるところです。
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映画「ハッピーフライト」 [映画ドラマ]

ANA全面協力といえば、ドラマ「GOOD LUCK!!」が思い浮かびます。私はDVDボックスを持って見直すほど好きなドラマでして、FLIGHT#6(第6話)は成田行きが新千歳へダイバートする展開の話で、パイロットの操縦シーンに時間が割かれている、お気に入りの話の一つです。わずかな雲の谷間を突いて着陸を試みるシーンは緊迫感が溢れ、見ごたえがあり、何度も見入ってしまいます。

それはさておき、先週11月15日公開の映画「ハッピーフライト」もANA全面協力でして、同社のロゴ、衣装が至るところに登場。まずもって私のような飛行機ファン、ANAファン(あるいは株主も)は必見の映画ではなかろうかと思います。

花形のパイロットやCAにはじまって、「GOOD LUCK!!」で脚光を浴びた整備士も出て来ますが、普段は目にすることのできない、管制官やオペレーションコントロールセンターなど、あるいはバードパトロールのおじさん、すなわち、飛行機が鳥と衝突する事故、バードストライクを防ぐ為に空砲を撃つおじさんまでが出てきます。まさに空に携わるさまざまな人々が登場します。

矢口史靖監督の航空業界への愛が感じられる作品ではないかと思います。ドラマチックさはそれほどないかもしれませんが、働く人々へ敬意を表して、じわ~っと湧き出る感じの愛でしょうか。抑え目の淡々とした演出がかえって私には好感が持てました。とりわけ、オペレーションコントロールセンターは入念に調べられてるようでして、終盤では台風の動きと風向きの読み、飛行機の取るべき進路などが、時間との戦いの中で緊迫した着陸シーンを演出しております。

主演は田辺誠一さん(副操縦士、機長昇進試験中)、時任三郎さん(厳格なキャプテン)、綾瀬はるかさん(国際線デビューの新人CA)。正副操縦士が同じメニューの食事をとってはいけない(同時に食中毒にならない為)、機内食のビーフとフィッシュを均等に捌くような話法のコツ、あるいは、オーバーブッキングしたときのグランドスタッフの対処法など、航空トリビアも満載ですから、そういうのが楽しめる方なら、一見の価値あり!です。

個人的には、綾瀬はるかさんが実家の両親を前に広島弁をしゃべるシーンがよかったかな。
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「レッドクリフ(赤壁)partⅠ」三国志の映画化 [映画ドラマ]

「ハリウッド超え」の評価も高い、三国志演義を映画化した中国映画が11月1日公開。福山コロナワールドにて、1日はファーストデーなので、1,000円で見られました。公開初日で3連休の初日ということもあり、21時台開演の回(字幕版)にもかかわらず、かなりの入りでした。

公式サイト
http://redcliff.jp/

実は2部作でして今回partⅠなので(それでも上映時間はほぼ2時間半)、曹操の水軍80万と孫権劉備連合軍5万とが赤壁に対峙して、今これから戦いが始まろうとするところで、「次回乞うご期待!」のような幕切れでして、partⅡをどうしても見たくなってしまうという作りです(2009年4月公開予定だとか)。

日本人俳優では、「三顧の礼」をもって迎えられた劉備軍の天才軍師、孔明役に金城武。本作品の主役、呉軍の水軍提督周瑜に仕える果敢な武人、甘興役に中村獅童が登場します。ジョン・ウー監督。男勝りの孫権の妹、尚香役は「少林サッカー」にも登場していたようです。また、周瑜の妻で絶世の美女と知られた小喬役に台湾のトップモデル林志玲(リン・チーリン)が登場、本当に美人ですね。

見どころはたくさんありましたが、2時間半が短く感じられまして、飽きさせなかったですね。戦闘シーンでは、今回の終盤、赤壁の戦いの前哨戦で、攻め入る敵軍を囲い込む「八卦の陣」の場面は圧巻です。趙雲、関羽、張飛の武勇も見どころでして、前半では趙雲将軍が劉備の息子を守り孤軍奮闘する場面が素晴らしいです。

ロマン溢れる歴史物の一大スペクタクルをエンターテイメントとして楽しめる一方、周瑜と孔明が音楽の競演をするシーン、孔明が馬の出産に力を貸すことなどを通して、劉備軍と孫権軍との同盟の説得に当たりながら、友情を深めていくことにも力を注いでいます。

大画面の迫力で楽しむ意味でも劇場向けの映画です。ぜひ一度ご覧になることをおススメします。

ちなみに、次に映画で見ようと思ってるのは「ハッピーフライト」(11/15公開)です。
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文庫、映画「容疑者Xの献身」 [映画ドラマ]

『容疑者Xの献身』(東野圭吾著、文春文庫)

書店に行けば、おそらく入口近くなどの目立つところに平積み。映画も現在公開中、丁度一週間前の月曜、メンズデーに映画鑑賞。文庫の前2作、ドラマ「ガリレオ」も経験済みですが、本作品は、文庫→映画の順で読み観ました。

この順で見ているだけあって、映画を観ているときは河川敷のシーンを注意深く見てしまう自分が…。ネタバレ的なことをあまり書いちゃいかんですね。ただ、東野圭吾さんの背景描写って、何気ないところが核心に結びつくというか、こういうのがミステリーでは当たり前なんでしょうが、無駄がないですね。

冒頭の派手な実験は、文庫ではないですが、映像化されるときは「つかみ」もいるから入れられたんでしょうね(石坂浩二さんはここだけでの登場)。あと、山に登るというのは、映画化で加えられた演出でしょうか。ただ、概ね忠実に再現されており、文庫も映画もいずれも十分楽しめました。

個人的には、この映画の前に観たのが「デトロイト・メタル・シティ」だったんですが(痛快ギャグ漫画の映画化、これもおススメ!)、松雪泰子さんの役回りにギャップがありすぎて、ちょっとついていけてない自分がありました。秘かに想いを寄せるという役回りで登場する弁当屋の靖子さんですが、「デス・レコード」のとんでも女社長がちらついてしまって…。同時公開中ですから、別の意味で楽しんでしまった方も他にもいるのではないでしょうか。
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押井守監督の「スカイクロラ」見ました [映画ドラマ]

昨日から和歌山に帰省中、夏休みをゆっくり過ごしてます。

今日は、押井守監督の「スカイクロラ」見ました(@ジストシネマ)。ベネチア国際映画祭に登場したアニメ、「ポニョ」VS「スカイクロラ」をこれで両方見ました。とはいっても、押井守作品は今回はじめて。昨晩、NHKの番組で押井守監督が取り上げられてましたが(今晩は宮崎駿監督ですが)、「これが世界で高い評価を受けている『ジャパニメーション』の神髄なのか!」と唸ってしまいました。

CGグラフィックの見事さといえば、見所のひとつであるドッグファイト(とりわけ中後半にかけて)、ゲームの「エースコンバット」シリーズをいくつか遊んだことがあるんですが、それをさらにきめ細かく作り上げて映画にしたら、こんな感じになるんだろうな、といったところでしょうか。空の空気がゆれる感じとかも実写さながらですから、本当に見事なものです。華があって、大スクリーンの映画館向きでしょうか。

音楽担当の川井憲次さんは押井守作品では欠かせない存在だというのは、いまさっき知ったのですが、はじめて接した音楽に思えなかったのは、それもそのはず。最近見たNHKスペシャルのシリーズ「沸騰都市」の音楽担当もされてたから、ファンからはその重厚な曲の作りから「川井節」と言われるそうですが、個人的には「あっ、『沸騰都市』や!」と思ってしまったところです(ちなみに、「沸騰都市」シリーズも強くおススメです。全8回で後半4回は来年放映予定だそうです)。

個人的には、「ポニョ」VS「スカイクロラ」なら、「スカイクロラ」に軍配を挙げますでしょうか。内容は見てください、ってことにしたいんですが、死生観や恋愛観など、静かにメッセージを語りかけてくる感じがしますね。比べるなら、やっぱり両方とも見てください、ってことになるんでしょうね。これまでの押井守作品も見たくなりましたね。やはり「マトリックス」シリーズが影響を受けたという「攻殻機動隊」あたりから見てみようかしら。

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「崖の上のポニョ」を見る、たしかに鞆っぽい [映画ドラマ]

とりあえず「海の日」なので、今日のうちにアップ。大阪から戻ってきたその足で、深夜のレイトショーで「崖の上のポニョ」を見ました。

宮崎駿の映画作品を映画館で見るのは今回がはじめて。とはいえ、前日には「となりのトトロ」をテレビで見ましたが。メッセージを深読みできてしまう、っていうのが宮崎監督の作品の特徴なんでしょうか。宮崎監督は8月はじめの「プロフェッショナル」に登場予定だとか。

舞台設定はたしかに鞆っぽかったです。離れた船と、光の点滅を使って夫婦が「バカバカ!」とコミュニケーションをとるところがいちばん面白かったでしょうか。あとは、とりあえずテーマソングの「ポニョ、ポ~ニョ、ポニョ、さかなのこ♪」ってのが耳から離れませんでした…。

鞆の浦と宮崎駿「崖の上のポニョ」、鞆エトセトラ
鞆の浦の観光鯛網と外れた写真と、鞆にまつわるエトセトラを。


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映画「クライマーズ・ハイ」見ました [映画ドラマ]

公開した昨晩、福山コロナワールドの映画館で見ました。「篤姫」にも登場する、県警キャップ佐山役の堺雅人さんがいい演技されてましたね。あとはでんでんさん、よかったですね。あの癒し系のキャラクター、日航全権デスクを任された主人公悠木が黒板に書かれた自分の名前を消したところ、赤字で書き直したところが好きでした。およそ100分が息もつかせぬうちに、あっという間に終わってしまった感じでした。それゆえ、NHK土曜ドラマ版を見られなかったのが悔やまれます。

※スキン、夏らしく「航海」に変えました。

「クライマーズ・ハイ」読了

最後まで読んで、横山秀夫さんの最高峰と言われるのが分かりました。


文庫本の解説には、「モノを見る眼の深度が違う」「プロの書き手」と並んでますが、まさにその通りだと思います。モノが違うと唸ってしまう無駄の無い文体で、読み手に迫ります。



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