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福岡市内で引越しました [その他]

2023年に新着記事がなく、生存確認のような記事アップです。ぼちぼち元気にしております。

この秋9月から、福岡市西区から福岡市中央区に引越しました。あと、結婚しました。
最近は引越を含め、いろいろバタバタしてます。
大濠公園も近くになり、早朝にウォーキングできることが楽しみの一つです。

同じ福岡市内でも、住環境が変わるだけで、あと生活環境も変わるだけで新たな発見があり、新生活の日々過ごしてます。引越を機に気が向いたら、また記事アップできれば。
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2022.11.15 ラン・ラン ゴルトベルク変奏曲 アクロス福岡 [音楽]

個人的にはゲルギエフのコンサート以来、クラシック音楽のコンサート参戦。アクロス福岡で行われた、ラン・ラン ピアノリサイタルを聴きに行きました(ブログの記事アップもご無沙汰です)。私はB席7,000円の2階席より。アクロス福岡の福岡シンフォニーホールは改装工事を終え、2022.10.1にリニューアルオープンしました。

シューマン アラベスク op.18
バッハ ゴルトベルク変奏曲 BWV988
ピアノ:ラン・ラン 2022.11.15 19:00~ 福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)

バッハのゴルトベルク変奏曲は、さまざまなCDで聴いてますが、開演前にプログラムを読んでいると、ラン・ランはマレイ・ペライアの録音が大好きで、ゴルトベルク変奏曲の解釈に関して影響を受けたアーティストと答えており、ペライアの録音は私も大好きですが、リピートを省略せずに演奏するので、長丁場になるな、と心の準備をしてからリサイタルに臨みました。

実際、ゴルトベルク変奏曲の演奏時間は約90分(19:20頃~20:50頃)で休憩なし。マーラーやブルックナーの交響曲の演奏時間と同じですから、ピアノ1台で宇宙のような世界、バッハのエッセンスの凝縮を感じます。最終盤の難解な第25変奏に至っては演奏に10分以上費やされます。

演奏ごとに装飾音を変えていった、というあたりもペライアの録音からの影響もあるようで、実際に生演奏を聴いた印象では、装飾音を足しており「音の宝石箱」にさらに音が散りばめられたように感じました。静かな変奏と躍動感のある変奏とのあいだのダイナミズムがすごく、この辺りはチェンバロでは演奏できない、ピアノの楽器としてのポテンシャルを十二分に活かしたように感じ、久しぶりに生演奏が聴けてよかったな、と感じました。

ラン・ラン(朗朗)は2008年北京オリンピック開会式で演奏するなど、ビッグイベントにも度々登場する有名なピアニスト。世界的なピアニストの来日公演ですが、上の階は結構空席があり、コロナ禍でもあり、バッハは集客面では難しい面もあるかも。また、大陸に近い福岡の土地柄、ロビーでは中国語も聞こえたので、海外からの来日客も結構いたかもしれません。

休憩なしのリサイタル後に、カーテンコールに応えて、アンコールを3曲。最初の曲はディズニーのアラジンより。2023年のディズニー100周年に向けた、ディズニー・ブックの新譜を出した関係からでしょう。他の2曲は分からなかったですが、ゴルトベルクを休憩なしで演奏してなお、アンコールを立て続けに3曲(タブレット端末をピアノに置き、譜面をめくってました)、指でハートのマークを作ったり、お茶目な仕草を見せたり、ファンサービスが素晴らしく、感動のまま家路につきました。

※ところで、アクロス福岡の前の道を挟んで向かい、すぐ近くにあるとんかつ店「とんかつ わか葉」は低温加熱で白い衣で揚げるとんかつで、最近食べましたが美味の名店です。千切りキャベツにあうコーンドレッシングも含めて、非常におすすめです。
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2021.8.29 智弁和歌山対智弁学園 兄弟校対決の決勝戦 [日記雑感]

甲子園決勝 智弁和歌山9-2智弁学園
(夏は21年ぶり3度目の優勝)

昨日今日の準決勝・決勝と土日だったので、試合をBS朝日の生中継で視聴・応援することができました。決勝の解説は、横浜高校の渡辺元監督と、熱闘甲子園のキャスター古田さん。古田さんと智弁和歌山の中谷監督とは、プロ経験者でキャッチャー出身、しかも野村監督の指導を受けているなど共通点も多く、キャッチャー目線で渡部選手のバッティングを解説もあり、話も面白かったです。高嶋名誉監督はラジオ出演だったようです。

2000年の最強打線での全国制覇から21年も経ったのですね。時の経過は早いものです。春の選抜を含めれば、3年前に大阪桐蔭に敗れた2018年以来の決勝戦。奈良の本校・智弁学園とは兄弟校で修学旅行は両校一緒に行くなど、学校行事での関係もあり。智弁和歌山は「智辯学園和歌山高等学校」が正式名称で、和歌山県からの誘致により設立された(なので、私立だが比較的授業料が安かったようです)。甲子園での対戦もあるが、決勝戦での兄弟校対決は初。野球好きの藤田照清前理事長が生前、夢として語っていたことが実現しました。

グラウンドでの両チームのユニフォームの見分け方(間違い探し?)はネット上でも話題になっていましたが、袖のマークと県名の文字、あとは帽子が丸い(和歌山)か、角がある(奈良)か、あたりでしか正直分からないですね。

準決勝と同じく、智弁和歌山が先攻。試合開始のサイレンが鳴り止まない初球から、主将の宮坂選手が長打を放ち、その後、奈良智弁の先発西村投手の立ち上がりを攻め、4点の先制。智弁和歌山先発の伊藤投手は、県大会決勝・小園投手がいる市立和歌山戦でも先発を努めたピッチャー。大舞台に強いことが買われ、4回2失点に抑え、準決勝でも投げたエース中西投手に継投。グラウンド整備の入る5回終了時点で4-2。まだまだ勝負は分からない展開でした。

智弁学園は、6回に小畠投手に継投。その後、智弁学園に守備のエラーもあり、小畠投手がリズムに乗れず、6回以降、智弁和歌山が毎回の追加点。7回には高嶋奨哉選手(高嶋前監督の孫)のタイムリー、8回には不振が続いた4番徳丸選手にも待望の長打の2点タイムリーが出て、勝負を決める追加点となりました。智弁和歌山は守備の面でもスキがなく、随所に好守が光り、テレビで見ていても本当に強いチームでした。智弁学園もヒットは結構出ましたが、勝負どころのタイムリーに繋がらなかった。両チームの実力差はほとんどなく、今日の6回以降の試合展開によるもので、点数差ほどではないように感じました。

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2021.8.28 甲子園準決勝 智弁和歌山対近江戦 決勝は「智弁対決」 [日記雑感]

甲子園準決勝 智弁和歌山5-1近江

智弁和歌山の夏の甲子園に合わせたタイミングで、BSテレ東の「THE名門校」という番組で智弁和歌山が取り上げられ、観ました。番組司会の登坂アナウンサー、NHK初任地が和歌山放送局で新人時代に智弁和歌山の取材もされたことがあったとか。私の高校時代と比べると、理事長が変わったほか、図書館ができたり、小学校ができたり、始業前に10分間の読書の時間ができたり、野球だけでなく駅伝も強いとか、変化もありましたが、弁当持参だったり、野球の全校応援をはじめ変わってないな、と懐かしく思うことも多々ありました。駅伝の選手のインタビューで高校1年の編入で勉強が大変だったというインタビューもありましたが、私も編入コースで高校1年に中高一貫の高2まで2年分の英数を鍛えられたので、高1の編入時が一番、勉強していた時期と昔を思い出しました。

智弁和歌山の野球部は高嶋前監督(現名誉監督)時代から、少数精鋭で知られますが、当時は1学年10人が定員だったのが、番組情報では、現在の野球部は1年12人、2年13人、3年14人の39人とのこと。中谷監督になってから、投手の選手層を厚くするため、若干名の増員された模様です。伝統の強打に加え、投手力や守備力も鍛え、負けにくいチーム作りに変わってきているように感じました。この辺は、さすが捕手出身でプロ経験者の監督だな、と思います。継投や選手起用もうまく、スキのない試合運びがここまで行われてきました。

さて、立ち上がり1回表に低めの変化球を見極め、高めに甘く入ったボールを逃さず、先制点を2点取れたのが、序盤の智弁和歌山に試合の流れを引き寄せた感があります。近江高校の先発山田投手は気迫が伝わる、非常にいい投球でした。5回表の智弁和歌山の追加点の場面をゼロで抑えたあたり、試合の流れが近江に傾くのでは、とも感じました。智弁和歌山は和歌山大会で、ドラフト候補の小園投手を有する市立和歌山という壁を超えないと全国に進めないという目標があったのが、チームを強くしたようです。今日の山田投手攻略のヒントの一つにこれまでの小園投手対策があったようです。

智弁和歌山の中西投手が9回1失点の完投。特に6回の2点の追加点後は、尻上がりに調子を上げて、フォークを織り交ぜ三振を取れるピッチングに。最後まで近江打線につけ入る隙を与えず、決勝進出を決めました。智弁和歌山の決勝進出は、2002年以来19年ぶり。全国制覇となると、2000年以来21年ぶりとなります。

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2021.8.17 大阪桐蔭対東海大菅生 コロナ禍・大雨の甲子園 [日記雑感]

1年半以上のご無沙汰しております。前回がコロナ以前、生存確認的なアップですが、コロナに感染もせずに何とか生きてます。今日が夏休みの最終日で、3日前に2回目のモデルナワクチン接種し、翌日は発熱はなかったものの、接種部位の筋肉痛や倦怠感で丸一日、寝ては起きての連続でした。

さて、オリンピックとパラリンピックの狭間、オリンピック期間中の猛暑とはうって変わって、2021.8.17時点で、豪雨の連続、長雨が続いてます。私の大好きな夏の甲子園、今日は注目の一戦、大阪桐蔭対東海大菅生がテレビ観戦できると中継を生観戦しました。結果は、8回表1死の時点で

大阪桐蔭7-4東海大菅生 降雨コールド

が成立し、何とも言えない、歯がゆい気持ちになりました。残しておきたかったので久しぶりに記事にしました。1回戦屈指の好カード、優勝候補同士のまさに東西横綱対決、高校野球ファンなら誰しも注目の試合でしょう。試合前の話として、スタンドには吹奏楽部の生演奏はありません。大阪桐蔭の吹奏楽部からもコロナ感染者が出たとの話で生演奏は見送られたとのこと。球場では事前収録の録音が使われ、テレビ視聴する分には、ほぼ違和感なく、例えば「紅蓮の弓矢」(進撃の巨人)や「You are スラッガー」(大阪桐蔭オリジナル応援歌)、あるいは新しいところだと、「夜に駆ける」(YOASOBI)「Make you happy」(NiziU)など流行ものも取り入れて楽しめました。対する東海大菅生はやはり録音音源で定番の曲も多かったが、コナンの曲があったり、楽しめました。

試合の前半は、大阪桐蔭が相手先発投手のスライダーを狙い球にし、3本のホームランをスタンドに運び、データ班の的確なリサーチ(試合後の西谷監督インタビューより)と強力打線を甲子園で示しました。「甲子園がスタンドに運んでくれた」といった監督インタビューがあったのは、応援(今年は関係者のみ)の後押しでアドレナリンが出るのでしょうか、いわゆる「魔物」の一つなのかもしれません。

中盤の5回には雨脚も強くなり、画面越しでも雨粒が見えてきました。マウンドでピッチャーが足を滑らせるなど、過酷な環境で両チーム計4人の投手が何とか投げました。西谷監督が全4人の投手の健闘をたたえたのは、私も見ていて同感でした。

グラウンドキーパーの阪神園芸は、通常の天候だと、5回終了後にグラウンド整備が入るのみですが、大雨が降りだしてからは、特にマウンド周りを中心にイニング毎に各投手の踏ん張りどころを中心に土を補充するなど、なんとかグラウンドキープに努めます。きっと9回まで試合をさせたいとの一心の思いでしょう。甲子園球場は水はけがよいので、雨が止みさえすれば、グラウンドコンディションは回復しますが、アメダスの雨雲レーダーは雨雲の切れ目なく、容赦なく雨が続く予報。10時6分に試合が一時中断に入った時点で、このままコールドになるのではというのは、残念ながら覚悟をしての待機時間だったと察します。

試合は7回に動き、東海大菅生が7回表に5-4の1点差まで追いつき、流れが傾きましたが、結果的には2死からの得点圏のランナーを残し、さらに追加点が取れなかったことが、勝負の分かれ目となってしまいました。7回裏に大阪桐蔭が代打の長打から2点の追加点、7-4に。

雨粒の大きさや大変なコンディションというのは、テレビ越しでも見て取れました。振ったバットが滑って飛んでしまうシーンもありましたし、8回表1死1塁の中断直前のショートゴロは雨水の水たまりで止まってしまってましたし、滑り止めのロージンバッグは濡れて使えなくなり、何度も交換するシーンもあり、外野の守備や審判の視界の確保も大変で、選手の安全を確保し試合を続行するのは困難で、コールドの判断はやむを得ないと感じました。

当然両チームの選手は、勝ち負けに関わらず、9回までプレーしたかった思いはあるでしょう。一方、ルールとしては7回で試合が成立するのは事実なので、勝った大阪桐蔭は東海大菅生の思いも汲んで次の試合に望んでほしいです。

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ゲルギエフ/マリインスキー管弦楽団 2019来日公演@アクロス福岡 [音楽]

福岡に来てからの初のクラシック音楽コンサート。ゲルギエフ指揮、手兵のマリインスキー歌劇場管弦楽団コンサートも今回はじめて。ソリストのヴァイオリン五嶋龍さんもたぶんはじめて(みどりさんは聴いたことがあります)。CDは「春の祭典」や「シェエラザード」など一時期ヘビーローテーションで愛聴してましたので、このコンビの来日公演が福岡で聴けるので、今日は楽しみにしてました。

アクロス福岡は、天神の中心、福岡市役所のすぐ隣の好立地。今の職場からもほど近くで会社帰りに寄りやすい。前半の演目は、最初にシチェドリンの「管弦楽のための協奏曲第1番 お茶目なチャストゥーシュカ」。初めて聴きましたが、楽しい演奏でした。ゲルギエフさん、指揮台使わないんですね。このコンビ、1988年から率いている、って昭和の時代からってことでしょう、もう30年以上。指揮者が立ってるだけでもいい音が鳴るんじゃないか、わざわざ指揮台を使って高いところから指揮しなくてもいいんでしょうね。要所では身体を大きく動かしてましたが。

前半のメインはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。名曲中の名曲ですね。久しぶりのコンサートでも、この曲は何度も聴いたことがあります。五嶋龍さんは、ソロパートの聴かせどころでは、ステージの前方までゆっくりと前に出てきて、聞こえるか聞こえないか、というような最弱音を丁寧に聴かせる場面が印象に残りました。ピアニッシモの部分、福岡の聴衆も一音も聴き逃さない、といった緊張感と集中力が伝わってきましたね。この辺り、ライヴ公演ならではの魅力。後のオーケストラ全体パートの演奏へつながる盛り上がりにいっそう効果的ですから。

20分間の休憩を挟んで、後半はショスタコーヴィチの交響曲第5番。やはり、ロシアものですが、ベートーヴェンの交響曲第5番にも通ずる「苦悩を乗り越えて歓喜に至る」構成。コンサートプログラム的にも、この第4楽章が最後に来るとやはり盛り上がりますね。生演奏が聴けて良かったです。なお、アンコールはなし。

このコンビの2019年来日公演は、今日の福岡が初日で、高松→浜松→東京→堺の順に回るようです。プログラムはほぼロシアものですが、各地で異なるようです。

ところで。休憩時間、2階ではシャンパンが売られてましたが、長蛇の行列。福岡の方々はこういった「ハレ」の舞台ではやはり飲まれる方が多いですね(私は飲んでませんが)。私はコンサート開演前の6時台に、アクロス福岡の地下2階ダイニングフロアで天ぷらの「ひらお」はじめて食べました。1,000円を切る価格で、出来立ての天ぷらが次々と出される定食、美味しかった。アクロス福岡で食事するなら、並びますが「ひらお」の天ぷらはおすすめです。
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糸島の魅力 [旅行地域]

明日11/10は、皇居近辺では祝賀パレードが行われますが、当地の福岡では福岡マラソンが開催されます。福岡市の天神交差点がスタートで糸島市へ向かうルートです。私は今、福岡市西区の姪浜(めいのはま)に住んでますが、マラソンコースが近くを通り、当日は交通規制が行われます。

糸島半島は、糸島市と福岡市西区の西側、だいたい今宿駅より西側でしょうか、福岡市民の身近なリゾート地として、最近人気があるようで、私も手軽な日帰りドライブ先として、糸島の魅力を感じてます。糸島は片道30分あれば、海と山に触れられる距離なので、福岡市がコンパクトな町であることを実感します。

都内に住んでいたときは、海と山がある半島だと、例えば房総半島や伊豆半島などですが、伊豆半島となると、片道3時間は覚悟しないといけないうえ、さらに帰りは渋滞にも巻き込まれるので、ドライブといってもなかなかの一仕事になり、日帰りよりはできれば一泊したいくらいの距離感です。

糸島の有名どころの観光スポットだと、二見ヶ浦の夫婦岩、櫻井神社、一蘭の森(製麺工場の隣にラーメン店舗あり)などでしょうか。日帰り温泉も、九大の近く「伊都の湯どころ」、「きららの湯」などいくつかあります。

私が最近チェックしているのは、モーニングが食べられるカフェ(もしくはベーカリー)。糸島は観光客も楽しめるカフェがたくさんあり。シーサイドのカフェ(「カラット」が有名でしょうか)もあり、周囲が田畑の田園風景のカフェ(「グローウェルカフェ」など)があったり、自然の魅力あふれるロケーションです。週末の朝にカフェでモーニングを食べてリセット。糸島の野菜がサラダに使われていたり、コーヒーのお替りがセルフで自由だったりして、そこまで混雑していない店では時間を忘れてのんびりしてしまうこともあります。
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智弁和歌山・秋の国体 高校野球の木製バット論争 [日記雑感]

スポーツ関連では、ラグビーワールドカップが盛り上がってますが、先日、智弁和歌山高校関連のニュースがあったので。秋の国体で智弁和歌山対星稜高校戦で両校合意で金属バットから木製バットに変えて試合を行った、という話。プロ出身の中谷監督の発案で実現したとのこと。試合自体は、夏の甲子園の雪辱を晴らし、智弁和歌山が星稜高校に勝った(次の2回戦で仙台育英に敗れる)のですが、両校ともヒットは出たものの、長打が少なく単打が増えたなど、木製バットらしい結果になり、高校卒業を控える3年生の選手にとっては貴重な体験だったと考えられます。

木製バットへの変更という問題提起がなされる背景は、主に以下の3点でしょうか。
1.「打高投低」の是正
2.高校卒業後の野球キャリア(プロなど)の観点
3.国際試合への対応

このタイミングでの木製バットの話は、夏の甲子園後に行われた、U18の侍ジャパン国際試合の結果があったのも一因ではないかと思われます。プロ野球はもちろんですが、U18の国際試合でも木製バットが使われます。U18で日本が勝てなかった原因として、夏の甲子園との日程的な問題からベストメンバーといい難い(履正社の選手が選出されていないなど)、という指摘もありますが、金属バットで慣れた選手が木製バットへ対応するのが大変だということも挙げられます。

「打高投低」の一例として、1番打者がノーアウトランナー1塁で出塁した場面で、2番打者が送りバントをするケースが減り、ヒッティングが増えるなど、1番から9番までどの打者もフルスイングの強打で望むようになったこと。昨年の金足農業や広島商などバントを活用した高校は全体では大きく減っているようで、かつての池田高校のような強打を目指すようになりました。

木製バットにはデメリットもあります。木製バットは折れやすく、コストがかかること。木製バットは芯に当たらないとボールはしっかり飛んでくれず、芯を外すと折れてしまうことが多く、多くの木製バットを用意しないと活動・試合が出来ないのですね。これがかつて金属バットを導入した背景の一つでしょうから、比較的予算がある私立高校ならともかく、資金面での手当てがないまま金属バットが木製バットに変更されると、野球部が存続できない高校が増え、野球離れに一層拍車がかかってしまう可能性が考えられることです。

私は、しびれる投手戦の試合は結構好きなので、木製バットの高校野球を見てみたいのですが、バットメーカーの協力や高野連ほか関係者の資金的・物品的な補助がないと、難しいかと思われるので、今回の秋の国体での木製バットは問題提起としては注目されましたが、実際にルール変更となると、かなりハードルが高いのかな、と感じております。

智弁和歌山については、イチローとジョックロック、草野球のニュースもあり面白いのですが、機会があればまた記事にできたらと思います。
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福岡空港のこと [旅行地域]

8月に羽田→福岡便ではじめて福岡空港に降り立ったのですが、窓側の席で福岡空港への着陸体勢から外の景色を見てましたが、眼下に福岡市街地を見下ろしながら、180度Uターンしながら、滑走路へ着陸していくというのは壮観で、びっくりしました。また、あまり神経質に気にはしてませんが、町中では飛行機の音が日常の一部になってますし、例えば、空港の近くの日帰り温泉「万葉の湯」では、露天風呂に浸かっていると際立って、飛行機の離着陸の音が間近に感じられます。

福岡空港は、日本では市街地の中心地に残る数少ない空港の一つで、都市の魅力を高めている特徴の一つと言われております。博多駅まで地下鉄でわずか2駅ですし、天神まででも10分ちょっとで着いてしまうというアクセスの良さは代えがたい価値といえます。対比として挙げるのは気が引けますが、広島空港は、広島市からも福山市からもリムジンバスで約1時間かかるアクセスの悪さがあり、しかも山の空港で悪天候になるとパイロット泣かせの空港らしいです。世界遺産の宮島に行くには、県境を挟む立地もあり、岩国空港の方が実は最寄りだったりします。

羽田空港や新千歳空港が顕著かもしれませんが、最近は飛行機に乗らなくても、グルメスポットの充実などで空港自体が食べに行ったり楽しめるスポットに様変わりしてきており、福岡空港もラーメン店が立ち並んだり、スイーツの店が進出したりとその傾向が見て取れます。とんこつラーメン以外のおいしいラーメンを福岡で食べたければ、実は町中よりも空港だったりするかもしれません。

私が和歌山に帰省するには、福岡→関空便も飛んでいるようです。ピーチなどLCCが利用できるので、リーズナブルな価格で帰省することも可能なようです。また、福岡といえば、スターフライヤーの便が福岡空港・北九州空港発着の便が多いのも特徴。座席のピッチが広く、快適で満足度の高いキャリア航空会社として知られているようです。離発着の数を増やすとのことなので、今後もアジアの玄関口として、発展が期待されている空港といえましょう。
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マツダCX-5からアウディQ3へ [日記雑感]

丁度1年前、マツダCX-5(新車)からアウディQ3(中古)に買い替えました。

今でもマツダ車のファンであることに変わりはないのですが、一度は輸入車にも乗ってみたいという思いから買い替えを決めました、2013年式のアウディQ3、4WDの2.0リットルターボ、Sラインモデルです。また、ディーゼル車の乾いた音(味があって嫌いではないですが)からガソリン車の静かな音にそろそろ戻りたいかな、という思いもありました。買い替えは、丁度CX-5が人気車で下取り価格で結構いい数字が出たことも後押ししました(かつての「マツダ地獄」ではなかった)。

私がマツダCX-5を買った頃(2012年12月納車)、CX-5は苦境にあえいでいたマツダの救世主ともいえる存在でした。新型スカイアクティブのディーゼルエンジンで世間をあっと言わせ、2012年末にはカーオブザイヤーも受賞。そんな物語性、ストーリーを買ったともいえましょう。トルクの大きさ、燃費のよさによるエコへの訴求もあり、斬新なデザインの一方、乗降り・運転しやすく、見切りも悪くない等、実用性にもすぐれ、SUVの人気を決定づける存在となる一台であることは間違いないでしょう。

いい車なのですが、買って5年以上経ち、当然人気車なので、町中でも非常に見かけるようになってしまいました。しかも今のマツダ車は、シリーズでフロントグリルに統一感を出すなど、「群」でブランドイメージをつくることに力を入れており、CX-5の兄弟車にあたるCX-3、CX-8も見かけるようになり、「似た者同士」で所有する喜びが少しずつ薄らいできたのも原因でしょうか。

アウディQ3は、前の2席が快適で(後部座席に人を乗せることはほとんどないので)、ある程度の荷物が詰めるサイズ感のSUVという選択肢で絞りました。輸入車のディーラーのセールストークでよく出てくる、高速道路の走行安定性というのは魅力的でした。週末ドライバーなので、高速を走るのは楽しみなので。実際、納車してから、サーキットや私道を除く公道では日本でスピードを出せる第二東名を走ったときはドイツ車のボディ剛性もあり、走行安定性はまさに言葉通りで、さすがアウトバーンのある国の車だと感心しました。

あと車内でラジオ・音楽を聴いたりしてると、ボディの剛性の影響か、音響が悪くない、結構いい音でドライブを楽しめたのは、期待以上によかったです。「輸入車あるある」では、ウインカーの左右が逆で、最初はよく間違いました。あとハイオク仕様で燃費はCX-5の方がいいので、軽油とレギュラーで約20円、ハイオクでさらに約10円の価格差があり、給油の際には、いつも複雑な思いになりますね。

マツダは、ミニバンを廃止し、限られた経営資源をSUVに集中的に投入するほか、日本人に慣れ親しんだ「デミオ」や「アクセラ」「アテンザ」の車名も「マツダ2,3,5」に変更するなど、ドイツメーカーを意識したブランドの構築に注力されてますね。この戦略の成否はよくわかりませんが、例えば、日産自動車はなかなか国内市場で新車が登場していないのとは対照的、マツダの挑戦する姿勢はファンの心に訴えるものがあるように思います。

今度、マツダはCX-3とCX-5との中間サイズ、CX-30が新登場します。ちょうどアウディQ3とサイズ感が近いので、個人的には関心がありますね。

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