ヤンソンス指揮・バイエルン放送響/五嶋みどり(Vn)くらしきコンサート [音楽]
この時期は大物オーケストラの来日公演が目白押しですが、久しぶりのクラシックコンサートに足を運びました。やっぱり生を聴かなくちゃ!と感動しきりの倉敷市民会館リニューアル・オープン記念公演でした。バイエルン放送響は、今回はじめて聴きました。
いま、カルロス・クライバーの自伝をじっくりと読書してますが、バイエルン放送交響楽団は、クライバー父子も指揮した歴史と伝統あるオーケストラ。ドイツというよりも世界を代表するオーケストラのひとつ。しかもヤンソンスがトップをつとめるオケ(いわゆる「手兵」)ですから、指揮者とオーケストラとの関係はまさに相思相愛。
マリス・ヤンソンス指揮
バイエルン放送交響楽団
ソリスト 五嶋みどり(ヴァイオリン)
ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調
(ハイドン セレナーデ アンコール曲)
以下、思いつくままに…。
コンサート会場で中学か高校の生徒さんの素直な感想が耳に入ってきたんですが、「指揮者のヤンソンスがカッコいい!」。ホントその通りだと思いました。指揮台からの真摯な音楽に対する取組や思いが伝わってくるようでした。指揮台を大きく使って前後左右に体を動かし、チャイコフスキーの終楽章では、高らかに指揮棒を掲げたりもするのですから、「勝利の凱歌」さながらですね。
聴衆も集中して「眼力」をステージに頑張って送って、この公演が成功に終わりますように!という祈りがあったようにも思います。まあ、このプログラムですから、盛り上がるのは間違いないといえばそうですが、世界のトップオーケストラが演奏すると、やはり断然違いますね。カーテンコールの拍手もすごかったですしね。
倉敷市民会館の喫茶食堂がセルフの天丼屋に変わってた!スピーディーな対応ができるのはメリットな反面、かつてはウィーン・フィルの楽団員(キュッヒル氏など)も食事と喫茶に使ってた場所だけに、ちょっと寂しい気もします。道を挟んだ向かいもファミレスの「ジョイフル」だし…。
貴重なブログつながりの、ヒロノミンVさんと再会しました。岡山シンフォニーホールでのN響コンサート以来です。開演前のわずかな時間でしたが、近況報告かたがた少し話ができました。
休憩時間中に知ったのですが、コンサート終了後、五嶋みどりさんのサイン会が1階左前スペースで行われました。並んでるときに隣の女性が、「前、シンフォニーホールでコンサートやったときも、サイン会やってた、若いのにホスピタリティ溢れる方で!」とのこと。プログラムにサインを(握手まで!)頂き、「すばらしい演奏、ありがとうございました!」とお礼の一言を伝えることができました。もちろん、ファンになりました。感謝、感謝!
今日は電車で山陽本線の倉敷駅まで行きましたが、会場の駐車場は早くに満車。美観地区はクルマでは駐車スペースに難があるかも。帰りの山陽本線では、私と同じく黄緑のプログラムを持った方が結構(しかも福山駅でも見かけた!)。チケットも売り切れでしたから、約2,000席が埋まったことになるんでしょうから、当地でのくらしきコンサートを成功させようという思いはひとしおでしょう。
本当に、すばらしいコンサートでした。
いま、カルロス・クライバーの自伝をじっくりと読書してますが、バイエルン放送交響楽団は、クライバー父子も指揮した歴史と伝統あるオーケストラ。ドイツというよりも世界を代表するオーケストラのひとつ。しかもヤンソンスがトップをつとめるオケ(いわゆる「手兵」)ですから、指揮者とオーケストラとの関係はまさに相思相愛。
マリス・ヤンソンス指揮
バイエルン放送交響楽団
ソリスト 五嶋みどり(ヴァイオリン)
ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調
(ハイドン セレナーデ アンコール曲)
以下、思いつくままに…。
コンサート会場で中学か高校の生徒さんの素直な感想が耳に入ってきたんですが、「指揮者のヤンソンスがカッコいい!」。ホントその通りだと思いました。指揮台からの真摯な音楽に対する取組や思いが伝わってくるようでした。指揮台を大きく使って前後左右に体を動かし、チャイコフスキーの終楽章では、高らかに指揮棒を掲げたりもするのですから、「勝利の凱歌」さながらですね。
聴衆も集中して「眼力」をステージに頑張って送って、この公演が成功に終わりますように!という祈りがあったようにも思います。まあ、このプログラムですから、盛り上がるのは間違いないといえばそうですが、世界のトップオーケストラが演奏すると、やはり断然違いますね。カーテンコールの拍手もすごかったですしね。
倉敷市民会館の喫茶食堂がセルフの天丼屋に変わってた!スピーディーな対応ができるのはメリットな反面、かつてはウィーン・フィルの楽団員(キュッヒル氏など)も食事と喫茶に使ってた場所だけに、ちょっと寂しい気もします。道を挟んだ向かいもファミレスの「ジョイフル」だし…。
貴重なブログつながりの、ヒロノミンVさんと再会しました。岡山シンフォニーホールでのN響コンサート以来です。開演前のわずかな時間でしたが、近況報告かたがた少し話ができました。
休憩時間中に知ったのですが、コンサート終了後、五嶋みどりさんのサイン会が1階左前スペースで行われました。並んでるときに隣の女性が、「前、シンフォニーホールでコンサートやったときも、サイン会やってた、若いのにホスピタリティ溢れる方で!」とのこと。プログラムにサインを(握手まで!)頂き、「すばらしい演奏、ありがとうございました!」とお礼の一言を伝えることができました。もちろん、ファンになりました。感謝、感謝!
今日は電車で山陽本線の倉敷駅まで行きましたが、会場の駐車場は早くに満車。美観地区はクルマでは駐車スペースに難があるかも。帰りの山陽本線では、私と同じく黄緑のプログラムを持った方が結構(しかも福山駅でも見かけた!)。チケットも売り切れでしたから、約2,000席が埋まったことになるんでしょうから、当地でのくらしきコンサートを成功させようという思いはひとしおでしょう。
本当に、すばらしいコンサートでした。
こんばんは、もうヤンソンスもオケも凄すぎて・・・未だに、チャイコフスキーの5番の第4楽章のアレグロ・ヴィヴァーチェへ突入した後の、一糸乱れぬ大爆演が頭の中で鳴っている感じがします。10時に閉まる駐車場に停めていたので、五嶋さんにはお目にかかれませんでしたが、としゆきさんのお隣の女性と、たぶん同じ岡山でのコンサートでサインを頂いていたので(笑)
ちょっと残念なノイズがあったり、思わずフライング拍手が起こったりと、スリリングな展開もありましたが、なかなかの熱気でしたね。座席の手すりや内装も、古き良きものを残していく倉敷の街の見識を見直したこけら落としのコンサートでもありました。
by ヒロノミンV (2009-11-09 20:33)
>ヒロノミンVさん
しばらく不在にしており、コメント遅くなりましたが…。
いやぁ!いまでも、興奮冷めやらぬ、と申しましょうか。カーテンコールでも惜しみない拍手が送られた、ホルン奏者のリツコフスキー氏でも盛り上がっているではないですか!
私もホルンの音色にとろけてしまって、魅了された一人ですよ。いろいろハプニングがあったのは事実にせよ、私にとってはですが、振り返ればいい思い出になりましたですかね。
by としゆき (2009-11-13 00:38)
daland です。
こんばんは。
演奏会の後のサイン会って演奏家の人柄がもろ出ますね。
以前、「ミューズの晩餐」の川井郁子さんのサイン会&ミニコサートに行ったことがあります。
一見するとわがままな感じがしましたが、100人以上いたファン一人、一人にサインと声かけをしてくれます。
途中で止めるかと思いましたが、なんと最後まで全員に。
真冬で、当時川井さんはお腹に子供さんがいたんですよ。
なんて優しい方なんだろうって感激しました。
今でも大ファンです。
あっすみません長くなって。
by daland (2009-11-14 22:35)
>dalandさん
思い入れたっぷりのコメント、ありがとうございます。
たしかにサイン会って、人柄が結構出ますから、コンサート後ですからなおさらでしょうが、演奏家への愛着がいっそうできてしまいますね。
ファンを増やすことも、仕事といいますか、自分の使命のようなものとお考えなのでしょうね。
by としゆき (2009-11-15 10:23)
ヤンソンスの最後の演奏会.....
http://www.wqxr.org/story/listen-diana-damrau-mariss-jansons-bavarian-radio-symphony-orchestra-carnegie-hall-live/
11月8日、バイエルン放送交響楽団、ニューヨーク......
by サンフランシスコ人 (2019-12-05 02:45)