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文庫、映画「容疑者Xの献身」 [映画ドラマ]

『容疑者Xの献身』(東野圭吾著、文春文庫)

書店に行けば、おそらく入口近くなどの目立つところに平積み。映画も現在公開中、丁度一週間前の月曜、メンズデーに映画鑑賞。文庫の前2作、ドラマ「ガリレオ」も経験済みですが、本作品は、文庫→映画の順で読み観ました。

この順で見ているだけあって、映画を観ているときは河川敷のシーンを注意深く見てしまう自分が…。ネタバレ的なことをあまり書いちゃいかんですね。ただ、東野圭吾さんの背景描写って、何気ないところが核心に結びつくというか、こういうのがミステリーでは当たり前なんでしょうが、無駄がないですね。

冒頭の派手な実験は、文庫ではないですが、映像化されるときは「つかみ」もいるから入れられたんでしょうね(石坂浩二さんはここだけでの登場)。あと、山に登るというのは、映画化で加えられた演出でしょうか。ただ、概ね忠実に再現されており、文庫も映画もいずれも十分楽しめました。

個人的には、この映画の前に観たのが「デトロイト・メタル・シティ」だったんですが(痛快ギャグ漫画の映画化、これもおススメ!)、松雪泰子さんの役回りにギャップがありすぎて、ちょっとついていけてない自分がありました。秘かに想いを寄せるという役回りで登場する弁当屋の靖子さんですが、「デス・レコード」のとんでも女社長がちらついてしまって…。同時公開中ですから、別の意味で楽しんでしまった方も他にもいるのではないでしょうか。
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