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ゲルギエフ/マリインスキー管弦楽団 2019来日公演@アクロス福岡 [音楽]

福岡に来てからの初のクラシック音楽コンサート。ゲルギエフ指揮、手兵のマリインスキー歌劇場管弦楽団コンサートも今回はじめて。ソリストのヴァイオリン五嶋龍さんもたぶんはじめて(みどりさんは聴いたことがあります)。CDは「春の祭典」や「シェエラザード」など一時期ヘビーローテーションで愛聴してましたので、このコンビの来日公演が福岡で聴けるので、今日は楽しみにしてました。

アクロス福岡は、天神の中心、福岡市役所のすぐ隣の好立地。今の職場からもほど近くで会社帰りに寄りやすい。前半の演目は、最初にシチェドリンの「管弦楽のための協奏曲第1番 お茶目なチャストゥーシュカ」。初めて聴きましたが、楽しい演奏でした。ゲルギエフさん、指揮台使わないんですね。このコンビ、1988年から率いている、って昭和の時代からってことでしょう、もう30年以上。指揮者が立ってるだけでもいい音が鳴るんじゃないか、わざわざ指揮台を使って高いところから指揮しなくてもいいんでしょうね。要所では身体を大きく動かしてましたが。

前半のメインはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。名曲中の名曲ですね。久しぶりのコンサートでも、この曲は何度も聴いたことがあります。五嶋龍さんは、ソロパートの聴かせどころでは、ステージの前方までゆっくりと前に出てきて、聞こえるか聞こえないか、というような最弱音を丁寧に聴かせる場面が印象に残りました。ピアニッシモの部分、福岡の聴衆も一音も聴き逃さない、といった緊張感と集中力が伝わってきましたね。この辺り、ライヴ公演ならではの魅力。後のオーケストラ全体パートの演奏へつながる盛り上がりにいっそう効果的ですから。

20分間の休憩を挟んで、後半はショスタコーヴィチの交響曲第5番。やはり、ロシアものですが、ベートーヴェンの交響曲第5番にも通ずる「苦悩を乗り越えて歓喜に至る」構成。コンサートプログラム的にも、この第4楽章が最後に来るとやはり盛り上がりますね。生演奏が聴けて良かったです。なお、アンコールはなし。

このコンビの2019年来日公演は、今日の福岡が初日で、高松→浜松→東京→堺の順に回るようです。プログラムはほぼロシアものですが、各地で異なるようです。

ところで。休憩時間、2階ではシャンパンが売られてましたが、長蛇の行列。福岡の方々はこういった「ハレ」の舞台ではやはり飲まれる方が多いですね(私は飲んでませんが)。私はコンサート開演前の6時台に、アクロス福岡の地下2階ダイニングフロアで天ぷらの「ひらお」はじめて食べました。1,000円を切る価格で、出来立ての天ぷらが次々と出される定食、美味しかった。アクロス福岡で食事するなら、並びますが「ひらお」の天ぷらはおすすめです。
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