イギリス旅行 H28.10.9 コート―ルド美術館ほか [イギリス旅行2016]
イギリス旅行記をほったらかしにしてたのですが、先日、東京都美術館で「コート―ルド美術館展」が開幕したのを記念に、ロンドンの自由行動日2016.10.9(日)をアップしようと思います。
マネの最晩年の「白鳥の歌」ともいえる傑作、「フォリー・ベルジェールのバー」はぜひ一度現地で生で見たいと思っていた作品でして、このイギリス旅行のお目当ての一つでした。1998年に大阪や京都の高島屋に一度来日しており(実は大学入学直前で見られなかった)、大学時代に受講した六人部先生の一般教養科目「西洋美術史」の試験でも作品解説が出題されたことからも、印象派の作品に関心をもち、美術館巡りをはじめたうえでも非常に思い入れのある作品です。
コート―ルドギャラリー、コート―ルドハウス
マネ「フォリー・ベルジェールのバー」と展示室内(現地は撮影可です)
ナショナルギャラリーとは少し離れた場所にあり、落ち着いた雰囲気で作品鑑賞が出来ました。アップした作品と別に作品の前で私も撮影してもらいました。
大胆な筆触を残したタッチは、印象派の特徴が目立ちます。右下の果物やボトルなど、静物画の名手としてのマネの技が見て取れます。うつろな視線のモデルは何を想うのでしょうか。鏡の前に写る女性なのに、なぜか後姿が右に写っているという謎。メッセージ性・物語性にも富んだ、非常に考えさせられる、面白い作品です。
ルノワール「桟敷席」
ゴッホ「自画像」
マネの最晩年の「白鳥の歌」ともいえる傑作、「フォリー・ベルジェールのバー」はぜひ一度現地で生で見たいと思っていた作品でして、このイギリス旅行のお目当ての一つでした。1998年に大阪や京都の高島屋に一度来日しており(実は大学入学直前で見られなかった)、大学時代に受講した六人部先生の一般教養科目「西洋美術史」の試験でも作品解説が出題されたことからも、印象派の作品に関心をもち、美術館巡りをはじめたうえでも非常に思い入れのある作品です。
コート―ルドギャラリー、コート―ルドハウス
マネ「フォリー・ベルジェールのバー」と展示室内(現地は撮影可です)
ナショナルギャラリーとは少し離れた場所にあり、落ち着いた雰囲気で作品鑑賞が出来ました。アップした作品と別に作品の前で私も撮影してもらいました。
大胆な筆触を残したタッチは、印象派の特徴が目立ちます。右下の果物やボトルなど、静物画の名手としてのマネの技が見て取れます。うつろな視線のモデルは何を想うのでしょうか。鏡の前に写る女性なのに、なぜか後姿が右に写っているという謎。メッセージ性・物語性にも富んだ、非常に考えさせられる、面白い作品です。
ルノワール「桟敷席」
ゴッホ「自画像」