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2018.4.3 選抜高校野球準決勝 智弁和歌山対東海大相模(神奈川) [日記雑感]

今のように東京に住んでいると、甲子園球場に高校野球観戦に行くことが簡単でなく、残念でならないところ。かつては西宮市に住んでたこともあるので、その頃が懐かしくもあります。

私の甲子園球場での生観戦は、ここまでさかのぼるか。
智弁和歌山対駒大苫小牧
2006年8月19日 夏の選手権準決勝。田中将大投手が活躍した試合。この年の前の準々決勝は帝京高校との打撃戦で有名(13-12)。

今日は平日で、テレビ観戦も昼休みの限られた時間のみ(6回から9回の辺り)で、今日の準決勝は、ネットニュースの後追いが中心でした。第2試合の三重高校と大阪桐蔭戦も延長12回のサヨナラ2-3で素晴らしい試合でした。

【主なポイント】
1.6回の智弁の3失策は「負けパターン」。東海大相模にも7回のフライ落球・8回の盗塁失敗あり。両チームともにミスがあり、試合の流れが2転3転の展開。
2.「10点取られたら11点取り返す」智弁の強力打線の執念により、4点差・5点差の2度の劣勢を逆転してしまう。
3.「目の前の試合に勝つために戦う」高嶋・門馬両監督の采配の差があった?東海大相模の続投。智弁4番打者への8回の代走起用。

高校野球の醍醐味を十二分に味わえる、壮絶な打撃戦となりました。智弁和歌山対東海大相模は18年前にはセンバツ決勝で対戦し、その試合は東海大相模の勝利・優勝。東海大相模は大会前から「東の横綱」の前評判通り、大阪桐蔭と並ぶ優勝候補の一角として、準決勝まで勝ち上がってきました。

今日の試合は、前試合に続き、延長戦での決着となりました。2桁得点・2桁失点が2試合連続というのは、どれだけの強力打線なのか、と信じられないほどです。現地で見られたファンはどれだけうらやましいことでしょうか。

明日の決勝戦は、智弁和歌山対大阪桐蔭戦。春と秋の近畿大会、夏の甲子園と智弁和歌山は大阪桐蔭に3敗しており、「打倒大阪桐蔭」にかける思いは、並々ならぬものと察するに余りあります。智弁和歌山の春センバツ優勝は、24年前。私が高校生でアルプススタンドで赤いメガホンを持って生で応援していた頃までさかのぼります。

高嶋監督は、今日の試合後のインタビューで「明日は投げるピッチャーがいない」と答えてたそうですが、エースの平田投手が今日180球投げたので、明日は(少なくとも先発では)投げさせられないとの意味でしょう。歴史を溯れば、かつてエース高塚投手を酷使した時代の過去の反省があるからだと推察されます。

智弁和歌山からすれば、ある程度の大量失点は覚悟のうえで決勝戦に臨むことになるかもしれません。総合力では大阪桐蔭が有利に思われますが、甲子園には魔物も潜んでいます。一発勝負ですから、やってみないとわかりません。とにかく打撃戦にもちこみ、打線に奮起を期待し、いずれのチームが勝つにせよ、好試合になることを祈ってやみません。
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