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2018.4.1 選抜高校野球準々決勝 智弁和歌山対創成館(長崎) [日記雑感]

私の母校、智弁和歌山高校の後輩が高校野球ですごい試合を見せてくれたので、久しぶりにいろいろ書き連ねてみます。テレビ観戦(応援)するのは、昨夏の夏季休暇中、大阪桐蔭戦(1-2)以来で久しぶりだったのですが、日曜日の第二試合ということもあり、延長10回サヨナラの劇的な試合内容もあり、最後までテレビにかじりついてました。創成館(長崎)11-10。最大5点差を逆転、打撃戦を制しました。

【主なポイント】
1.3番手で登場したエース平田投手の投打にわたる活躍が、終始劣勢だったチームを奮起
2.ボールの見極めで選んだ四球を起点に得点に結びつけた
3.最終盤の9回・延長10回での粘り・打線・攻撃力は全盛期の智弁和歌山を彷彿

長崎創成館は、5人の投手を擁し、昨秋の神宮大会では、大阪桐蔭にも勝ったことがあるチーム。今大会の前の試合では兄弟校の奈良智弁学園を破りました。継投により勝ち上がる試合運びを得意とし、今日の試合も4人の継投でした。

今日の試合は、智弁和歌山の強力打線を十分に楽しめる試合で、最終盤での逆転の試合展開を含めて、全盛期の智弁和歌山を彷彿とさせるもので、母校のひいきを差し引いても、高校野球ファンにはたまらない試合だったと思います。

ブラスバンドの応援も堪能しまして、私の高校時代からの定番「アフリカン・シンフォニー」(1回・7回)はじめ、2000年初演の「ジョックロック」は劇的な逆転に結びつくことが多く「魔曲」と呼ばれるようになってますが、この試合でも5点差から4点取って1点差にした5回のほか最終盤の得点圏にランナー登場時に「ジョックロック」が演奏されました。智弁和歌山の高校野球史上でも屈指の好ゲームであったと思います。

ちなみに、個人的には智弁和歌山のベストゲームは、1994年のセンバツ準々決勝、宇和島東(愛媛)戦。私の高校時代で当時はアルプススタンドで制服で応援。当時の智弁和歌山は、甲子園に出ては1回戦敗退が続き、高嶋監督も球場でよく「また負けに来たのか」とやじられたことが多かった頃のこと。後に済美高校で全国制覇した上甲監督が率いる優勝候補の一角、宇和島東に9回に入るまで0-4で敗戦濃厚の展開。スタンドでも半ばあきらめの状況から、9回表に5点を取る大逆転。延長10回6-5で勝利。終盤で逆転して勝利するチームの原点ともなった試合です。その後、PL学園・常総学院を破り、初の全国制覇を成し遂げました。

智弁和歌山高校は、近年も甲子園の出場こそ重ねているものの、甲子園では一昨年位までは低迷を続けており、4強入りは18年ぶりとのこと。昨年の夏の甲子園で大阪桐蔭と好試合をし、秋の近畿大会でも決勝で大阪桐蔭に負けるまでは勝ち上がるなど、今年のチームはある程度期待できると聞いてました。この春のセンバツは、「打倒大阪桐蔭」を掲げ、他の高校も目標にしてるように思われますが、智弁和歌山もその1校であることは間違いないでしょう。

夏の甲子園他での、大阪桐蔭(あるいは西谷監督)の存在が高嶋監督・智弁和歌山の選手の闘争心にも火を点けたのではないかと想像に難くないように思います。今回の組み合わせ抽選会では、大阪桐蔭が決勝まで当たらないゾーンに入ったことを受けて、高嶋監督が西谷監督に「口撃」したとかスポーツ新聞に出てましたか。次の準決勝の対戦相手、東海大相模はその18年前の2000年決勝での対戦相手(当時は敗れて準優勝)。今から楽しみで、いい試合を期待してます。
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