富山市黒瀬 パティスリー ジラフ ケーキの差入

職場でお別れをする最後の出勤日に、職場の方々にスイーツの差入をする慣習があるようです（富山でも福山でもそうでした）。個人的に楽しむスイーツは、コンビニスイーツでも美味しいし十分かな、と思ってます。が、差入として出すには、せっかくの機会なので、いいものにしようと考えてしまいます。

前の3連休の最終日、3/23の日曜日に「下見」として、普段は足を運ぶことのないケーキ屋さんへ。行き慣れてないので、取り急ぎの情報源として、「食べログ」で高評価だった、黒瀬北町の「パティスリー　ジラフ」へ。

神通川の河川敷沿い。幹線道路からは外れて、住宅街の中に入っていくので、調べていかないと見過ごすくらい。隣が有名なそば屋さんらしいです。


ドラマ「失恋ショコラティエ」的な、たたずまいですね。ただ、外からだと店内が見えないので、店がやってるのかもわかりかねるような感じです。私がたまたま入ったときは、お客さんが途切れかけたときでしたが、かなりの人気店のようで、駐車スペースがいっぱいになることもしばしば。県外からのお客さんもいるらしいです。おそるおそるドアを開けると、チョコとスイーツの世界が目の前に広がります。

イートインもできる（要ワンドリンク）ので、この日は「下見」と称して、ケーキ2つとアールグレイをオーダーしました。スイーツ好きですから、実はこの「下見」が楽しみなのですね（笑）。

ケーキ2つとアールグレイ。

ホットの紅茶は、鉄瓶で出てきます。ずっしりした重さです。そのおかげで、冷めにくいです。メニューを見てますと、オリジナルのフレーバーティーも充実しているようです。

ケーキ2つを拡大。

このお店は、チョコレートを使ったケーキが得意のようで、ショーウィンドーを飾るケーキの多くもチョコレート尽くしです。とりわけ、写真右の「ピエジェ」は、頭に店名の「Ｇ」をあしらい、間にチョコのマカロンを挟みこんだ、看板メニューのようです。非常に手が込んでいて、いい仕事をされてるのが素人にも見て分かります。

なお、写真左のケーキは、この日は食べられましたが、差入当日には出せないということでしたので、個人的な思い出の一品としてです。こちらも美味しかったです。まあ、この日は、朝から引っ越し準備で段ボール詰めをして疲れてましたから、甘いものが体に入るだけで心地よかったのですが。とにかく満足でした。

値段はちょっとお高めです。ケーキの単価は500円前後が多く、「ピエジェ」は税抜660円でした。ドリンク代も別途かかりますが、お店の雰囲気はとてもいいので、デートとかにはいいお店かもしれません。おそらく原材料のチョコレートもいいものを使ってるでしょうし、手の掛け方からすれば、価値相応で高いとは思いません。

「下見」を済ませ、美味しいことが確認できたところで、当日（最終出勤日3/26）に職場の人数（私も含めて）分のケーキを予約。一応、皆さんの好みもあるので、チョコレート系以外のケーキ（モンブランやベリーのタルトなど）も一定割合を混ぜてもらって、手配をすませました。このショーウィンドー越しでのケーキの選択アドバイスなど、店頭カウンターの女性の方が、非常に丁寧に応対してもらえたのも、好感を持ってしまいました。職場の差入用ということで、アイス用のプラスチックのスプーンをつけてもらいました。

結果ですが、当日の職場の反応は、非常に良かったです。スイーツ好きの方は、お店の名前も知ってました。とにかく、美味しく食べてもらい喜んでもらえたので、一安心でした。どういう形であれ、美味しく食べてもらえるというのは、パティシエも冥利に尽きるでしょうね。

「パティスリー　ジラフ」のパティシエとスタッフの皆さま、どうもありがとうございました！