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石川県立美術館 開館30周年記念 名作の森 [アート]

先週末、石川県立美術館に行ってきました。金沢の市街地に行くときは、高速バスが定跡の一手。21世紀美術館と兼六園の入口のある広坂を歩いてのぼって数分。
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開館30周年記念、あなたが選んだ石川県立美術館「名作の森」。
今風に言えば、常設収蔵品の「総選挙」、つまり名品展ですね。
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石川県立美術館には、「国宝」が1点ありまして、野々村仁清作の雉の陶芸品「国宝 色絵雉香炉」が投票でも1位を獲得しました。当美術館の至宝でしょうね。国宝はオスの雉ですが、個人所蔵だったメスの雉が寄贈され(メスの方は重要文化財)、いまではオスとメスが仲良く展示されてます。

石川県にゆかりのある作家の作品が収蔵品の大半でして、鴨井玲さんの作品も上位にランクインしてます。古九谷の焼き物もたくさん展示されてますが、ひときわ私の目を引いたのは、現代の九谷焼です。焼き物の作品をゆっくり見る機会はほとんどなかったのですが、三代徳田八十吉さんの作品の色遣いが、鮮やかな色彩のグラデーションは目を奪われてしまいました。私が投票するならば、燿彩鉢「極光」に一票を入れたいところでしょうか。

この美術館は、館内に辻口博啓パティシエのカフェがあることでも有名で、カフェだけ立ち寄るお客さんなどでも行列が常にできているようです。私が行ったときも並んでました。「ぶらぶら美術・博物館」の金沢特集でも登場した美術館ですが、常設の展示作品がなかなか魅力的です。「名作の森」は2月11日まで。
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