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雪に耐えて梅花麗し  [日記雑感]

ソチオリンピックが開幕する中、全国的に大雪で荒れ模様の週末になりました。

さて、今日のように雪が降る日が続く中、「耐雪梅花麗」(雪に耐えて梅花麗し)という言葉を見つけました。広島時代から応援している、ニューヨーク・ヤンキースの黒田投手が座右の銘としている言葉だそうです。

西郷隆盛が1872年(明治5年)においに向けて送った「偶成」という漢詩の一節。「ゆきにたえてばいかうるわし」と読みます。冬の厳しい雪や寒さに耐えた梅の花が、春になって一層美しく咲く様子を表しており、英訳すれば「Plum trees bloom most beautifully as they stand and overcome the cold severe winter」人も試練を乗り越えてこそ大成するとの意味で、教育方針に掲げる学校もあるそうです。

以下、スポーツ記事からの引用ですが、主将ジーターも心打たれたとのこと。いい話ですね。

3月初旬のキャンプ。ミーティングで、各選手が好きな言葉を日替わりで披露した。
黒田が選んだのは西郷隆盛が詠んだ漢詩の一節「耐雪梅花麗」(雪に耐えて梅花麗し)。
梅の花は、寒い冬を耐え忍ぶことで、春になれば一番麗しく咲く、 という意味で「苦しまずして栄光なしの考え方、それを最初に知ったのは高校のときかな」と説明する。 言葉や文化は違っても、梅の花の例えは大ヒットだった。主将ジーターも 「彼の詩は、われわれに直接あてはめられるもの。良い時も悪い時も、 常に変わらず汗を流し続けることが大切だし、頑張れば必ずその報いがある」と心を打たれた。 ジョー・ジラルディ監督は梅の花の写真を探し、自身のパソコンの壁紙にするなど、 今やヤンキースのチーム精神を支える言葉になっている。

黒田投手は、広島時代から始まり、ドジャースでも、今のヤンキースでも、いいピッチングをしながら、なかなか勝ち星に恵まれないですが、その黒田投手が座右の銘にしているというのが心打たれます。黒田投手は30代後半のベテランですが、毎年200投球回を投げ続け先発ローテーションを守り続ける、今やヤンキースの先発投手陣の大黒柱の存在です。ダルビッシュ投手も一目置く存在のようです。

今年は田中将大投手がヤンキースに入団し、日本人投手の2枚看板となりますから、日本人の野球ファンとすれば、メジャーリーグのヤンキースは一層注目されるでしょうね。最近ヤンキースはワールドシリーズ優勝から遠ざかってますが、ヤンキースが地区優勝するには、この両投手で最低30勝(15勝ずつくらい)はしないと厳しいでしょうね。
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