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映画「テルマエ・ロマエ」 [映画ドラマ]

原作はマンガ大賞&手塚治虫文化賞をW受賞した大ベストセラーコミック。ラテン語で「ローマのお風呂」という意味らしいです。

古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)が、現代日本の銭湯にタイムスリップ。「平たい顔族(=日本人)」の風呂文化に衝撃を受けたルシウスは古代ローマに戻って、そのアイデアを使い大きな話題を呼ぶ。タイムスリップを繰り返すルシウスは、浴場技師としての名声をローマで得て、皇帝ハドリアヌス(市村正親)から直々に浴場設計を依頼されるようになり……。

とにかくキャスティングがすばらしい。ローマ人役に阿部ちゃんを筆頭に、日本屈指の顔の「濃い」役者、市村正親、北村一輝、宍戸開という奇跡のラインナップ。映画を見た後、漫画の原作を読みましたが、ルシウスが阿部寛にしか見えない(笑)。一方、平たい顔族には、上戸彩、笹野高史ら純和風の顔立ちのキャスト陣。風呂を愛する二つの民族のギャップ・コントラストが楽しめます。

日本各地の銭湯や温泉地でのロケに加え、イタリア最大の映画撮影所・チネチッタにある古代ローマの巨大オープンセットで、現地エキストラ1000人参加の壮大なスケールの撮影を敢行。古代ローマの剣闘士の映画「グラディエーター」で観たのと変わらぬ、スペクタクルも映画化により兼ね備えた、まさに「時代を超えた入浴スペクタクル」です。

富山では結構普通に売ってる、「ケロリン桶」がフィーチャーされてるのが、注目ポイントの一つです(原作でも最初に出てきます)。日本に先駆けたイタリアでのワールドプレミアでも爆笑の大うけだったらしく、阿部ちゃんの演技に上映中に何度も笑ってしまいました。フルーツ牛乳やらバナナやら新しいものを口に入れた時の恍惚の表情といったら!そして、何といっても、ウォシュレットのシーン。最高すぎます!

映画「テルマエ・ロマエ」公式ホームページ
http://www.thermae-romae.jp/index.html

4/30のレイトショーにファボーレで観賞。もれなく、特別編の漫画冊子(非売品)がもらえます。「映画ロケ中の阿部ちゃんとルシウスが銭湯でばったり」って話が楽しめます。

この日は、日帰りドライブで奥飛騨温泉郷まで行ってきましたが、まさに「テルマエ(風呂)」の一日でした。
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