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大原美術館展@国立新美術館、フェルメール「水差しを持つ女」@森美術館 [アート]

2016年最初の美術館めぐり。六本木での2美術館、ぜいたくなひとときでした。

大原美術館展@国立新美術館
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大原美術館の至宝、エルグレコの「受胎告知」が東京で見られるとは思ってもいませんでした。大原美術館の全面協力により、大原美術館展が実現しました。1/20~4/4まで開催。「受胎告知」以外でも、セガンティーニの「アルプスの真昼」やモネの「睡蓮」なども大挙してこの特別展への貸出が実現されました。首都圏にお住まいの方は、ぜひ見に来られることを強くおすすめします。

ミュージアムショップで買った、ケース付きハガキ
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大原美術館は、日本初の本格的な私設美術館で、児島虎二郎による本格西洋美術品の収集という成り立ちのイメージが強いのですが、今回の出品作品を全体でみると、19世紀を中心とする西洋絵画(本館の2階展示室のイメージです)以外の作品が多く、大原美術館の全体をバランスよく俯瞰することに力を注いでいるように感じました。

工芸・東洋館の焼き物も数多く出品されてましたが、バーナードリーチの焼き物などは、正直、現地の工芸・東洋館で見たイメージが強すぎ、きれいに展示されたのに違和感が残りました。やはり、これをきっかけにまた倉敷の常設展で見直す、また会いに行くというのがいいのかもしれません。

逆に国立新美術館の広い展示スペースが活かされているように感じたのは、倉敷では分館に展示されている、現代美術の作品群です。現代美術の大きなサイズの新収蔵品などを数多く出展されているのは、なかなか見ごたえがありましたし、大原美術館の先入観を修正するにはいい機会になると思います。

芥川賞作家の又吉先生が公式サポーター
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立て続けに、近くにある六本木ヒルズの森美術館へ。
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「フェルメールとレンブラント展」は、ニューヨークのメトロポリタン美術館をはじめ、ロンドン・ナショナル・ギャラリーやアムステルダム国立美術館を中心に、17世紀オランダ黄金時代の巨匠たちの作品を中心に集めた展覧会。1/14~3/31まで。フェルメールの「水差しを持つ女」が日本初公開ということで、見に行ってきました。さきほどの国立新美術館よりは混んでましたが、目玉作品のフェルメールもそこそこ落ち着いて見られました。

森美術館と同フロアの展望スペースより。国立新美術館が見下ろせます。
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なお、近日、レオナルド・ダ・ヴィンチ「糸巻きの聖母」は、日を改めて見に行く予定にしてます。
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