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ホキ美術館 写実絵画の魅力 [アート]

2010年にオープンした、写実絵画専門美術館、ホキ美術館に行ってきました。笠間日動美術館に続き、ここも「ぶらぶら美術・博物館」おすすめスポットですね。千葉市緑区あすみが丘、昭和の森に隣接する場所に位置します。クルマでは、京葉道から東金道へ中野ICより15分程度。

郊外へのドライブ&美術館というリフレッシュで、首都圏の地理にも少しずつ明るくなれそうです。郊外へ出ないと、渋滞のないドライブが楽しめませんし…。

ホキ美術館
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外観。傾斜地です。周囲は住宅地。高さは抑えられ、奥に長く広がり地下へ潜る構造。
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鉄の杭が立ったユニークな形
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美術館入口
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医療用器具のメーカー、ホギメディカルの会長が創設した美術館。「写実」の現代作家を存分に楽しむことができます。「写真か?」と見まがうほどの丁寧な描きっぷりです。メインのギャラリー1では、「人思い、人想う」というテーマで人物画のみ約50点が並びます。ポスターにもなっている最初の作品は、生島浩さんの「5:55」。ほか、森本草介、野田弘志、島村信之、小尾修、五味文彦さんなど、現代を代表する日本の写実作家の作品が展示されてます。

土曜日のこの日はギャラリートークツアーがあり、13時からの作品解説を聴くこともできました。

展示室の間にカフェがあるほか、本格的なレストランもあります。私はカフェでハヤシライスセット(サラダ・ドリンク付、1,300円)を軽い昼食に頂きました。

ドリンクはハーブティーです
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利用しませんでしたが、美術館入ってすぐ右のレストラン入口
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エントランスの1FからB2Fへ降りていく順路ですが、ギャラリー8の「私の代表作」が14人の作家に「私の代表作」というテーマで大作を展示している最大の見どころといえます。地下の暗い部屋の黒い壁をバックにして作品にはLEDライトによりスポット照明が当てられてます。また、音が直線方向に出るスピーカーによるそれぞれの作品解説が楽しめます。作品間がガラス壁により仕切られており、音がぶつからないような工夫が施されてます。

周囲への配慮という課題がある中ですが、正直、イヤホンによる音声ガイドよりもスピーカーによる解説のほうが、配慮が行き届いたこのやり方ですと自然に聴こえて助かります。

美術館の奥側
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ミュージアムショップで図録の代わりに買って帰りました。ホキ美術館を知るにはいい本です。

写実絵画の魅力 世界初写実絵画専門美術館「ホキ美術館」に見る

写実絵画の魅力 世界初写実絵画専門美術館「ホキ美術館」に見る

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2013/11/12
  • メディア: 単行本


なお、6月15日(日)11:00より有楽町朝日ホールで作家を交えたトークショーがあるようです。
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