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ヘンデル&ハイドン・イヤー2009 最近聴いているCDより  [音楽]

2009年はヘンデルとハイドンの記念年。ヘンデルは大バッハ、ハイドンはモーツァルトとほぼ同時代で陰に隠れがちな存在ながら、イギリスに縁のある作曲家で、ドイツ的な暗い曲調よりも朗々とした感じの印象があること、名前がHで始まる(タワーレコードのクラシックコーナーは作曲家のアルファベット順で並ぶ)ことなどからも、意外に近しい存在かも。

ヘンデルイヤーながら、私はあまりヘンデルのCDにまでは触手を伸ばせず、ボックスセットなどは買わなかったものの、「ヘンデル・イヤー、この一枚!」とも言えるCDは結構よく聴いています。まさに「ヘンデル・イヤー注目のアイテム」です。

①ジョージ2世の戴冠式アンセム第1~4番、他 クリストファーズ&ザ・シックスティーン
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=3516674

ジョージ2世の戴冠式アンセム第1番『司祭ザドク』HWV.258(トラック10)は、歴代国王の戴冠式で演奏されてきたほか、現在では、ヨーロッパ・サッカー連盟の主催するUEFAチャンピオンズ・リーグのテーマ曲の原曲としても有名。

ジャケットのステンドグラスも、歴史の重みを感じさせる、バロック音楽のジャケットらしくて、ベリーグッド。

そして、ハイドン・イヤー極めつけの「新譜」ワンボックス。

②ハイドン交響曲全集 デニス・ラッセル・デイヴィス
http://www.hmv.co.jp/news/article/911040001/

HMVオンラインで発売終了になってから(記事執筆時点、再発されるのか?)、タワレコ梅田マルビル店で購入しました。全曲ライブレコーディングで、拍手もついてます。

CDの紙ジャケットが、時代毎に色分け区分されてて、一枚のCDに無理に70分前後を詰め込んだりせず、一枚1時間弱のものなど、配列に工夫が施されているのが分かります(37枚)。一枚のCDを聴きとおすのに「肩が凝らない程度」(最近これが有難い)など、ハイドンを室内楽的に楽しむには非常に有難いボックスセット。

まだ最近よく聴くパリセットと初期のものから、全曲聴き通しの途中です。

ハイドンの交響曲ボックスは、つい手が出てしまいがちで、ハイドン・イヤーに合わせてまさに「当たり年」でして、全集以外にも、③バーンスタイン(12枚)、④ピノック(6枚)、⑤ヴァイル(7枚)など買い漁ってます。モダン楽器の③バーンスタインのパリセットもお気に入りです(ちょっと紙ジャケから出しづらいですが)。


Joseph Haydn: The Complete Symphonies

Joseph Haydn: The Complete Symphonies

  • アーティスト: Joseph Haydn,Dennis Russell Davies,Stuttgart Chamber Orchestra
  • 出版社/メーカー: Sony Classical
  • 発売日: 2009/10/05
  • メディア: CD



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ヒロノミンV

 怒涛の更新!楽しませていただきました~
 デニス・ラッセル・デイヴィスのハイドン全集、買われましたか。
僕はドラティ・フィッシャーの全集ですら、初期中期の開拓が出来てませんもので・・・
 今年はメンデルスゾーン、ヘンデル、ハイドンと大物作曲家の記念イヤーでしたが、世間一般的な盛り上がりはさておき、ファンの間では良質のBOXモノが揃って結構盛り上がりましたね。
by ヒロノミンV (2009-12-29 09:52) 

としゆき

>ヒロノミンVさん
ハイドン、好きなんでつい買ってしまいました…。初期中期はサクサク聴けますんで、ドライブのお供なんかにもしてますよ。
ハイドンの交響曲BOXにバラエティができた、いい一年でしたね。
気まぐれな更新ですが、来年もお付き合い頂ければ、と思います。

by としゆき (2009-12-31 23:08) 

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