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フェルメール「牛乳を注ぐ女」を鑑賞する  [アート]

一昨日から今日まで東京へ行く機会がありました。この日曜に東京に早く入りまして、国立新美術館にて「牛乳を注ぐ女」を観ることができました。

今年は、レオナルドの「受胎告知」でかなり並びましたから、近年のフェルメール人気もありそれなりの人混みは覚悟してましたが、国立新美術館のスペースがかなり広いこと、まだ会期の前半であること、及び前列の「歩行鑑賞」と後方からの「静止鑑賞」との2パターンの分散により、思ったよりは観ることができました(とはいえ、前列からでも作品までの距離は結構ありますが)。

光の加減もあったのかもしれませんが、ミルクの壺のテカリが確認できました。足元の赤は図録で見るより実物の方が鮮やか目な感じがしました。作品の前の部屋には、鑑賞のポイントとなる映像が流されていました。小さい作品ですが、やはり生で見ることはそれなりに意味がありますね。

それはそうと、今回の東京~福山間の往復は「のぞみ」を利用したんですが、ちょっと新幹線に4時間近く乗っているのは、しんどいかな。広島空港まで出る手間さえなければ、断然飛行機なんですが悩ましいところ。そのお陰で、と言いましょうか、だいぶ時間つぶしに本は読めましたが。

今年来日の「フェルメール詣で」は「牛乳を注ぐ女」
フェルメールは寡作の画家ですが、今年の秋もその数少ない名作の一つが来日しております。

「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展@国立新美術館
http://milkmaid.jp/

現存する30数点のうち傑作中の傑作として特に評価の高い「牛乳を注ぐ女」が日本初公開!10月は幸い東京への出張(研修)があるので、ぜひ「フェルメール詣で」の時間を作りたいですね。

フェルメール全点踏破の旅
「フェルメール全点踏破の旅」(朽木ゆり子著、集英社新書ヴィジュアル版 2006年)

近刊の新書本ですが、色刷りで税抜き1,000円。フェルメールの全作品がコンパクトにカラーで見られるからコストパフォーマンス的には画集とかと比べるとかえっていいのでは?



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