仏凱旋門賞2014 直前展望 [日記雑感]
競馬レースが直前に迫ってきたので、予想と期待とを含めた記事をアップしておきます。
昨年のオルフェーヴル＆キズナの凱旋門賞を現地のロンシャン競馬場で見てきただけに、いっそう思い入れの深いレースとなっております。
今年は、日本馬３頭、しかも３歳牝馬のハープスターが出走するという意味で、また日本馬３頭には日本人騎手が騎乗する（福永祐一、川田将雅、横山典弘騎手）という意味でも期待が大きいといえましょう。
応援観戦のポイント
やはり斤量差で３歳牝馬が有利か？
現地での日本馬注目度の順は、ジャスタウェイ、ハープスター、ゴールドシップの順
現地でのステップレースを使っていない点（２頭は札幌記念が直前）がどう出るか？
近年にない２０頭の多頭数が出走予定、ラビットホース（ペースメーカー）が展開を左右？
天気と馬場状態。今のところ好天続き馬場状態が固く、日本馬にとっては好材料か？
まずは、出走できなかった有力馬について
■シーザムーン（独、３歳牡馬）
ドイツの怪物。最有力馬の１頭だったが、前哨戦のドイツのバーデン大賞でまさかの２着。故障が判明し、戦線離脱、引退。ドイツ馬は、昨年のノヴェリストに続き、凱旋門賞挑戦には恵まれなかった。
■オーストラリア（愛、３歳牡馬）
イギリス・アイルランドのダービー馬、NHK「世界の競馬」で岡部さんが注目するも、出走回避に。
この２頭が出ないことは、日本勢にとってプラス材料ですね。
続いて、出走する欧州勢の有力馬について
■タグルーダ（英、３歳牝馬）
イギリスのオークス馬、キングジョージで３歳牝馬制覇の快挙達成。前哨戦となるヨークシャーオークスでは、デビュー５戦目にして初黒星。レース運びのうまさなどで、岡部さん一押し。
■タペストリー（愛、３歳牝馬）
そのヨークシャーオークスで、タグルーダに勝った馬。世界一のジョッキーとも評価される、ライアン・ムーア騎手が騎乗。怖い存在になるのでは？
■トレヴ（仏、４歳牝馬）
前回女王。今年になってから勝てず不調が続く。前哨戦のヴェルメイユ賞からデットーリ騎手からジャルネ騎手に乗り替わり。しかしこのレースも４着どまり。評価は高いとは言えない。
■アヴニールセルタン（仏、３歳牝馬）
フランスの春２冠（仏ダービー、1000ギニー）牝馬。2,100mまでしか使ったことない、2,400mの距離適性が課題。ルメール騎手が騎乗。
■エクト（仏、３歳牡馬）
前哨戦のニエル賞（昨年、日本のキズナが勝ったレース）で勝利、３歳クラシック戦線を故障で回避していたが、５か月ぶりのレースで復活した。林修先生が「うまズキ」で注目する一方、「世界の競馬」岡部さんのチェックでは「まだ走りが雑、本番での活躍に「？」」と評価が割れてます。
■ルーラーオブザワールド（愛、４歳牡馬）
昨年も出走、今年はカタールに移籍、勝負服が変わる。前哨戦のフォワ賞（昨年、日本のオルフェーヴルが勝った）で勝利。この勝利で馬が目覚める可能性あり。デットーリ騎手が騎乗。
最後に。日本勢について
■ジャスタウェイ（日、５歳牡馬）
世界ランキング１位の馬。ドバイのG1で圧勝しており、競馬タブロイド紙、記者会見の質疑応答時間などの現地評価では「日本勢の総大将」の扱い。現地の競馬場に行けば分かりますが、馬主などではアラブのオイルマネーの存在感が半端ないのです。日本では、今年の安田記念で勝利。おそらく、現地勢からのマークがきつくなり展開的に厳しくなりそう。また、2,400mの距離適性が課題とも言われています。
■ハープスター（日、３歳牝馬）
桜花賞で最後４コーナー最後尾から一気のごぼう抜きの勝利。期待や可能性を感じずにはいられません。オークスでは落轍の影響で惜しくも２着。直前の札幌記念では、ゴールドシップにも勝利。斤量で有利な３歳牝馬、４歳以上牡馬と5kg差。「１kg＝１馬身差」という人もいる位。ゴールドシップも同様だが、フランス現地でのステップレースを使っていないのがどう出るのか？札幌記念をステップレースとして今回実績を残せたならば、「札幌記念→凱旋門賞」の路線ができるかもしれません。
■ゴールドシップ（日、５歳牡馬）
血統的には「ステーゴールド×メジロマックイーン」という、オルフェ―ヴルと同じ良血。気分によって大負けすることもある、ある意味応援したくなる馬。横山典ジョッキーに乗り替わってからは、宝塚記念に勝利するなど、うまく乗れている感じ。ロングスパートが使えるなど、フォルス・ストレート（最後の直線の前、偽りの直線）のあるロンシャンへのコース適正はあるのでは？前２頭へのマークがきつくなると予想すれば、マークが甘くなれば、展開的には一番有利になるのでは？。
以上を踏まえると、期待を込めてですが
◎タグルーダ
○ハープスター
▲タペストリー
△ジャスタウェイ
△ゴールドシップ
3歳牝馬同士のたたき合いになるのでは？と予想。20頭立てで展開的に厳しそうなので、日本馬が掲示板（5着まで）に2頭挙がれば、大健闘といえるのではないでしょうか。
本日午後11時以降、現地中継を観戦応援予定です。
昨年のオルフェーヴル＆キズナの凱旋門賞を現地のロンシャン競馬場で見てきただけに、いっそう思い入れの深いレースとなっております。
今年は、日本馬３頭、しかも３歳牝馬のハープスターが出走するという意味で、また日本馬３頭には日本人騎手が騎乗する（福永祐一、川田将雅、横山典弘騎手）という意味でも期待が大きいといえましょう。
応援観戦のポイント
やはり斤量差で３歳牝馬が有利か？
現地での日本馬注目度の順は、ジャスタウェイ、ハープスター、ゴールドシップの順
現地でのステップレースを使っていない点（２頭は札幌記念が直前）がどう出るか？
近年にない２０頭の多頭数が出走予定、ラビットホース（ペースメーカー）が展開を左右？
天気と馬場状態。今のところ好天続き馬場状態が固く、日本馬にとっては好材料か？
まずは、出走できなかった有力馬について
■シーザムーン（独、３歳牡馬）
ドイツの怪物。最有力馬の１頭だったが、前哨戦のドイツのバーデン大賞でまさかの２着。故障が判明し、戦線離脱、引退。ドイツ馬は、昨年のノヴェリストに続き、凱旋門賞挑戦には恵まれなかった。
■オーストラリア（愛、３歳牡馬）
イギリス・アイルランドのダービー馬、NHK「世界の競馬」で岡部さんが注目するも、出走回避に。
この２頭が出ないことは、日本勢にとってプラス材料ですね。
続いて、出走する欧州勢の有力馬について
■タグルーダ（英、３歳牝馬）
イギリスのオークス馬、キングジョージで３歳牝馬制覇の快挙達成。前哨戦となるヨークシャーオークスでは、デビュー５戦目にして初黒星。レース運びのうまさなどで、岡部さん一押し。
■タペストリー（愛、３歳牝馬）
そのヨークシャーオークスで、タグルーダに勝った馬。世界一のジョッキーとも評価される、ライアン・ムーア騎手が騎乗。怖い存在になるのでは？
■トレヴ（仏、４歳牝馬）
前回女王。今年になってから勝てず不調が続く。前哨戦のヴェルメイユ賞からデットーリ騎手からジャルネ騎手に乗り替わり。しかしこのレースも４着どまり。評価は高いとは言えない。
■アヴニールセルタン（仏、３歳牝馬）
フランスの春２冠（仏ダービー、1000ギニー）牝馬。2,100mまでしか使ったことない、2,400mの距離適性が課題。ルメール騎手が騎乗。
■エクト（仏、３歳牡馬）
前哨戦のニエル賞（昨年、日本のキズナが勝ったレース）で勝利、３歳クラシック戦線を故障で回避していたが、５か月ぶりのレースで復活した。林修先生が「うまズキ」で注目する一方、「世界の競馬」岡部さんのチェックでは「まだ走りが雑、本番での活躍に「？」」と評価が割れてます。
■ルーラーオブザワールド（愛、４歳牡馬）
昨年も出走、今年はカタールに移籍、勝負服が変わる。前哨戦のフォワ賞（昨年、日本のオルフェーヴルが勝った）で勝利。この勝利で馬が目覚める可能性あり。デットーリ騎手が騎乗。
最後に。日本勢について
■ジャスタウェイ（日、５歳牡馬）
世界ランキング１位の馬。ドバイのG1で圧勝しており、競馬タブロイド紙、記者会見の質疑応答時間などの現地評価では「日本勢の総大将」の扱い。現地の競馬場に行けば分かりますが、馬主などではアラブのオイルマネーの存在感が半端ないのです。日本では、今年の安田記念で勝利。おそらく、現地勢からのマークがきつくなり展開的に厳しくなりそう。また、2,400mの距離適性が課題とも言われています。
■ハープスター（日、３歳牝馬）
桜花賞で最後４コーナー最後尾から一気のごぼう抜きの勝利。期待や可能性を感じずにはいられません。オークスでは落轍の影響で惜しくも２着。直前の札幌記念では、ゴールドシップにも勝利。斤量で有利な３歳牝馬、４歳以上牡馬と5kg差。「１kg＝１馬身差」という人もいる位。ゴールドシップも同様だが、フランス現地でのステップレースを使っていないのがどう出るのか？札幌記念をステップレースとして今回実績を残せたならば、「札幌記念→凱旋門賞」の路線ができるかもしれません。
■ゴールドシップ（日、５歳牡馬）
血統的には「ステーゴールド×メジロマックイーン」という、オルフェ―ヴルと同じ良血。気分によって大負けすることもある、ある意味応援したくなる馬。横山典ジョッキーに乗り替わってからは、宝塚記念に勝利するなど、うまく乗れている感じ。ロングスパートが使えるなど、フォルス・ストレート（最後の直線の前、偽りの直線）のあるロンシャンへのコース適正はあるのでは？前２頭へのマークがきつくなると予想すれば、マークが甘くなれば、展開的には一番有利になるのでは？。
以上を踏まえると、期待を込めてですが
◎タグルーダ
○ハープスター
▲タペストリー
△ジャスタウェイ
△ゴールドシップ
3歳牝馬同士のたたき合いになるのでは？と予想。20頭立てで展開的に厳しそうなので、日本馬が掲示板（5着まで）に2頭挙がれば、大健闘といえるのではないでしょうか。
本日午後11時以降、現地中継を観戦応援予定です。
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