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OEKのニューイヤーコンサート@アイザック小杉文化ホール ラポール [音楽]

今年はじめてコンサート出陣しました。筋肉痛の体をおして、隣の射水市小杉駅近くの文化ホール、ラポールまで行ってきました。富山市街地からクルマで30分ちょっと。

2012.1.9 14:00~(プレコンサート13:20~ ヴィヴァルディ「四季」より「春」全楽章)

管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮:山田和樹
ピアノ独奏:モナ=飛鳥・オット

モーツァルト:「魔笛」序曲
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調
(アンコール ショパン:ノクターン op.27-1)

~休憩~

ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(アンコール ベートーヴェン:交響曲第8番第2楽章)

アイザック小杉文化ホール ラポール

他の地方中核都市のそれよりは、少し小ぶりなコンサートホールです。音響は良好で(残響2秒だそうです)私の好きなハイドン・モーツァルト・ベートーヴェン(第九を除く)など古典派の中規模編成のオーケストラが演奏するにはベストではないでしょうか。

演奏会前の2階席真ん中より(自由席でした)
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他のホールの規模が気になったので、参考までにちょっと調べてみました。

ラポール ひびきホール(射水市)818席(1F 534席 2F 204席 3F 80席)
石川県立音楽堂(金沢市)1,560席(1階:704席 2階:414席 3階:442席)
オーバードホール(富山市)1,818席(1・2階1,156席、3階316席、4階346席)※
リーデンローズ(福山市)2,003席(1階1,293席、2階404席、3階306席)
倉敷市民会館(倉敷市)1,974席(1階1,390席、2階584席)

※クラシックコンサート向け type1800の場合

やはり丁度半分くらいの規模だったことが確認できました。
ちなみに比べた4都市はすべて、人口40~50万人規模の中核市です。

開演前に並んでますと、プレコンサートで「春」が聴けてラッキー♪
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さて、指揮者の山田和樹さん、今回はじめてなんですが、若手指揮者ということだったんで、移動中のクルマでは、快速系のジンマンの「英雄」を聴いて「予習」したのですが、いい意味で期待を裏切られまして、きわめてオーソドックスなオールドスタイルの演奏でした。最近聴いたベートーヴェンのCDでは、ジュリーニやバレンボイムなど堂々と大きく音を造るタイプといえましょうか。

指揮の振り方はとても明確で、演奏する側は棒が見やすく、演奏しやすいように見えました。いつもニコニコしていて、気持ちよく演奏させてもらえる。凄みはないけど、出てくる音は活き活きとしてて、とてもいい演奏に仕上がる、そんな風に感じられました。

OEKの生演奏は「ラ・フォル・ジュルネ金沢」以来ですが、やはり変わらずにいい演奏されますね。北陸地方の誇り、宝ですね。

終演後にサイン&握手会 AKBよりも良心的な地方公演。
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指揮者の山田和樹さん、1979年生まれで私としゆき(1977年生まれ)とほぼ同世代なんですね。「同世代のご活躍を応援してます!」と声を掛けさせてもらいました。

そして、ピアノ独奏のモナ=飛鳥・オットさんは、さらに若い1991年生まれ!AKBメンバーの成人式のニュースもありましたが、90年代生まれの新鋭の器楽奏者も登場してるんですね。ブルーのドレスがとてもきれいでした。グリーグのピアノ協奏曲、演奏会ではじめて聴いたんですが、冒頭部分がとても印象的でかつ有名ですね。

ちなみに、コンサートの後、ラポールのすぐ近くに最近できたスーパー銭湯「太閤の湯」で先日のスノボの疲れをとりました。
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こけたときに手をつくことも多かったので、筋肉痛がひどく拍手しただけでも手が痛かったんですね。「野天の湯」など露天が広いのが特徴です。

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ヒロノミンV

 『新』ヤマカズさん、注目されていますね。岡山市のジュニア・オーケストラのトレーナーをして下さってました。この年でスイス・ロマンド管弦楽団の客演指揮者かなにかをされてるんですよね。
 ホールの座席数の比較は面白いですね。実質『百万都市圏』の一部に入っている倉敷はともかく、福山だと2000人のホールを満員にするのは至難の業と言う感じがします。地方都市だと800~1500席ぐらいがジャスト・フィットですね。
 実は富山県には気になっているホールがあります。新川文化ホールと言う魚津市にあるホールで、魚津市にあるようなんですが、レコード芸術特選盤にいつも名前が挙がるメジューエワのピアノ曲などがレコーディングされています。ディスクで聴いてもすごく音がいいんですね。もし、時間があればレポート、期待しています。
by ヒロノミンV (2012-01-13 22:26) 

としゆき

>ヒロノミンVさん
山田和樹さん、若手指揮者の登竜門となる、ブザンソンの指揮者コンクールで優勝したあたりが、「のだめ」の千秋真一のモデル、とも言われる所以で、注目されているんでしょうね。
魚津市は蜃気楼で有名な町ですので、新川文化ホールは「ミラージュホール」という別名でも呼ばれてるようです。蜃気楼が現れやすいのと、録音環境がいいのと、なんらか関係があるんでしょうか(適当なことを書いてますが)?
魚津には、美味しい「家系」横浜ラーメンの店もあるので、機会をつくって行ってみようかと思います。

by としゆき (2012-01-13 23:56) 

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