「武士道シックスティーン」「ベイビーステップ」12巻 「青春」な読書 [読書]
次の2冊を紹介、強力プッシュします。
まずは「武士道シックスティーン」。映画化される人気小説で、「人が死なない、リフレッシュできる小説」、それもかさばらない文庫本で読みたいなぁ…、ということで近所のツタヤで平積みになってたのを購入。
地元広島県尾道市・因島出身の湊かなえさん「告白」もいいかも…、と思ったが、人が死ぬ内容でシリアスそうだったから、とりあえずお気楽っぽかったこっちにしました。
いやぁ…「青春小説」ですね。この「武士道シックスティーン」読者だったら、「夜のピクニック」とか、「この本も読んでます」的にはドンぴしゃり、な感じじゃないでしょうか。
以下、文庫本の裏に書かれてる、内容紹介から。
「武蔵を心の師とする剣道エリートの香織は、中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。敗北の悔しさを片時も忘れられない香織と、勝利にこだわらず『お気楽不動心』の早苗。相反する二人が、同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たすが……。青春を剣道にかける女子二人の傑作エンターテインメント」
とにかく好対照なキャラクターが、うまく描き込まれてます。香織と早苗とのそれぞれの視点からの章立てで交互に組まれてます。個人的には、「武蔵オタク」な香織の章がツボにはまってしまう。例えば、「9 下克上」より、文庫143~144ページ辺りの、香織と早苗との掛け合い(『五輪書』と『バガボンド』について)は最高です。
「……ちっ、違う出版社のを買うんだよ」
「でも、同じ『五輪書』なんでしょう?」
「訳が違ったり、解説が違ったりするんだよ」
「へぇ……マニアだねぇ」
「あ、でも私、『バガボンド』なら三巻まで読んだよ。友達んちで」
おい、全巻買って読めよ。
「磯山さんも、読んだ?」
「ああ、うん……二十一巻から、ロゴが変わったのにはがっかりしたけどな」
「うーわ。ますますマニア」
こんな女子高生の会話、ありえない!細かすぎる、爆笑です。
そんな笑いがある中で、勝負とは何かを16歳なりに真剣に考えたり、剣道を通して、人として修養を積み成長していく姿、あるいは好対照な二人のよさがクロスして、剣道スタイルが似たりしていくさまを読むのは痛快です。
ぜひ、このゴールデンウィーク公開予定の映画も観てみたいですね。続編2作(「武士道セブンティーン」と「武士道エイティーン」)もはやく文庫化してほしい!
そして、「ベイビーステップ」12巻。最近は「マガジン」でも雑誌の前半ページに連載が登場することも増えてきて、それなりに人気も定着してきたのでしょうか。それであれば、すごく嬉しいですね。このマンガも、まさに「青春」。いいですね。連載では決勝の荒谷戦でワンブレイクを奪われ、ピンチに立たされてますが、この巻では県ジュニアの2回戦で関東大会進出をかけて、第3シードの宮川と再戦します。
この最新12巻では、マガジンスペシャルに掲載された、ナツとエーちゃんの番外編も収録。エーちゃんが、どのようにして「鷹崎さん」から「なっちゃん」と呼ぶようになったのか?が書かれてます。
そういえば、「スラムダンク」も「ベイビーステップ」も神奈川県が舞台だなぁ、どうでもいいけど。
まずは「武士道シックスティーン」。映画化される人気小説で、「人が死なない、リフレッシュできる小説」、それもかさばらない文庫本で読みたいなぁ…、ということで近所のツタヤで平積みになってたのを購入。
地元広島県尾道市・因島出身の湊かなえさん「告白」もいいかも…、と思ったが、人が死ぬ内容でシリアスそうだったから、とりあえずお気楽っぽかったこっちにしました。
いやぁ…「青春小説」ですね。この「武士道シックスティーン」読者だったら、「夜のピクニック」とか、「この本も読んでます」的にはドンぴしゃり、な感じじゃないでしょうか。
以下、文庫本の裏に書かれてる、内容紹介から。
「武蔵を心の師とする剣道エリートの香織は、中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。敗北の悔しさを片時も忘れられない香織と、勝利にこだわらず『お気楽不動心』の早苗。相反する二人が、同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たすが……。青春を剣道にかける女子二人の傑作エンターテインメント」
とにかく好対照なキャラクターが、うまく描き込まれてます。香織と早苗とのそれぞれの視点からの章立てで交互に組まれてます。個人的には、「武蔵オタク」な香織の章がツボにはまってしまう。例えば、「9 下克上」より、文庫143~144ページ辺りの、香織と早苗との掛け合い(『五輪書』と『バガボンド』について)は最高です。
「……ちっ、違う出版社のを買うんだよ」
「でも、同じ『五輪書』なんでしょう?」
「訳が違ったり、解説が違ったりするんだよ」
「へぇ……マニアだねぇ」
「あ、でも私、『バガボンド』なら三巻まで読んだよ。友達んちで」
おい、全巻買って読めよ。
「磯山さんも、読んだ?」
「ああ、うん……二十一巻から、ロゴが変わったのにはがっかりしたけどな」
「うーわ。ますますマニア」
こんな女子高生の会話、ありえない!細かすぎる、爆笑です。
そんな笑いがある中で、勝負とは何かを16歳なりに真剣に考えたり、剣道を通して、人として修養を積み成長していく姿、あるいは好対照な二人のよさがクロスして、剣道スタイルが似たりしていくさまを読むのは痛快です。
ぜひ、このゴールデンウィーク公開予定の映画も観てみたいですね。続編2作(「武士道セブンティーン」と「武士道エイティーン」)もはやく文庫化してほしい!
そして、「ベイビーステップ」12巻。最近は「マガジン」でも雑誌の前半ページに連載が登場することも増えてきて、それなりに人気も定着してきたのでしょうか。それであれば、すごく嬉しいですね。このマンガも、まさに「青春」。いいですね。連載では決勝の荒谷戦でワンブレイクを奪われ、ピンチに立たされてますが、この巻では県ジュニアの2回戦で関東大会進出をかけて、第3シードの宮川と再戦します。
この最新12巻では、マガジンスペシャルに掲載された、ナツとエーちゃんの番外編も収録。エーちゃんが、どのようにして「鷹崎さん」から「なっちゃん」と呼ぶようになったのか?が書かれてます。
そういえば、「スラムダンク」も「ベイビーステップ」も神奈川県が舞台だなぁ、どうでもいいけど。
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